<巻頭メッセージ>
『デジタルの世界でイエスを伝える』
ジョナサン・ローランス Jonathan Lowrance
I・C・A東京主任牧師 APメディア・ジャパン代表
<INDEX>
- 特集 祝・CAの日 1月10,11日
- 第49回四国聖会レポート
- 理事長便り 土屋潔
2021年 教団標語と聖句
標語「一致そして前進」-Go Forward !-
- 女性特集 平和の剣(みことば)で解放されて
– 稲葉隆子 小矢部キリスト教会(富山県) - 引退 主にあって女傑 船津恭子先生
-柿崎正枝 横須賀キリスト教会(神奈川県) - NEW 深まり広がるペンテコステの恵み ❷聖霊の力
- 第42回 全国聖会案内
- コロナ特集 コロナ禍の中で奮闘中!
[第2回]WITH コロナ 新たな希望の道へ - 佐々木陽子師召天 「いつも明るい笑顔で」
– 力丸勝子(全北九州シオン教会伝道師) - 教団の動き 21 総務局長 本田勝宏
- 中央聖書神学校(CBC)掲示板
『デジタル世界でイエスを伝える』
ジョナサン・ローランス Jonathan Lowrance
I・C・A東京主任牧師 APメディア・ジャパン代表
昨年が予測不能の年であったというのは、一般の世界だけではなく教会でもしかりでした。牧師にとって大きなチャレンジでしたが、多くの教会は逆にこの機会を活用し、オンラインによって活動や働きが、今まで考えられないくらい広がりました。パンデミックにもかかわらず、福音はデジタルによる伝道という方法を通して、急激に世界中に広がっています。ある大きな教会の牧師に、「オンラインによる集会参加数が通常の500%になった!」と聞きました。考えてみてください。昨年、世界中で何百万という人が家から一歩も出ずにして福音を聞いたのです。
はっきりしていることは、教会はオンラインによる伝道を無視できないということです。日本の高校生が一日オンラインに費やす時間は平均4、5時間といわれています。この数字は年々上昇します。次世代の人たちが神様と出会う機会が、教会に足を踏み入れる以前にオンラインで、ということが起こる可能性が高いといえるでしょう。何千という人々にクリック一つで福音を届けることができ、デジタル・スペースは教会の建物の大きさに関わらず無制限です。
このような時期だからこそ人々は希望を求めています。そして皆さんの教会は、イエス様によって人生が変えられたという証(あか)しを持つ方々で満ちています。立派な高価な機材をたくさん揃(そろ)える必要はありません。今はほとんどの人が高性能なカメラが内蔵されているスマホを持っています。あなたの持っているそのスマホで録画すれば、皆さんの教会の証し、ワーシップ、希望のメッセージをオンラインで流すことができます。効果的に伝えるのに完璧(かんぺき)でなくていいのです。
イエス様が、わずかなパンと魚で5千人を養うことができたのですから(マタイ14・16・21)、デジタルで福音を伝えたいというあなたの努力を、イエス様は倍増してくださいます。小さく始めて、学んでいきながら成長していけばいいのです。神様は、かつて届けられなかった人々に福音を届けるすべを与えてくださいました。メディアを使って神の御国(みくに)を前進させましょう! そして希望を探し求めている世代に、イエス様を届けてまいりましょう!