<巻頭メッセージ>
『ペンテコステ教会の合い言葉』
大引巻代 Makiyo Obiki
氷見キリスト教会(富山県)
5月23日がペンテコステの日です!
<INDEX>
- ペンテコステ特集
「御霊と御力の現れによる」宣教
永井信義 Nobuyoshi Nagai
第42回 全国聖会特別講師
イエス・キリスト福音の群 代表
拡大宣教学院長
東北中央教会牧師(宮城県)
—コロナ禍の中で、ペンテコステ信仰を持つ私たちが目指すもの。
- 聖書深読み No.2
聖霊が来られるとき…その2
吉原博克 七條基督教会(京都府)
—「来なくなる?」聖霊さま
- コロナ特集|教区の取り組み・関東北東教区
[第4回]WITH コロナ
主とつながり、互いにつながり続ける
安間正道 小岩栄光キリスト教会(東京都)
—コロナで得たものもあります。
- 母の日に寄せて お母さん、ありがとう。感謝、ハレルヤ!
—するとどうでしょう、母はみるみるうちに・・・
- イエス様と共に子育て 1-2
藤井敬朗 新中野キリスト教会(東京都)
—イエス様だからできる濃厚接触
- 深まり、広がる ペンテコステの恵み
❺癒しが与えられた恵み
—肌感覚で知る神の愛と臨在
- レポート CBC入学式
濵崎恵太 CBC通信科実務委員 門真キリスト教会(大阪府)
—46名の入学者。現代のフィリポとして
- 教団の動き 24 総務局長 本田勝宏
- 大野まち子師 召天 只、主に生かされた生涯
力丸嗣夫 前北九州シオン教会牧師
—慰めに満ちた手書きの週報
『ペンテコステ教会の合い言葉』
大引 巻代 Makiyo Obiki
氷見キリスト教会(富山県)
「パウロは奥地を通ってエペソに来た。そして幾人(いくにん)かの弟子に出会って、『信じたとき、聖霊を受けましたか』と尋(たずね)ると、彼らは『いいえ、聖霊のあたえられることは、聞きもしませんでした』と答えた。」(使徒の働き19:1,2)
「パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。」(使徒の働き19:6)
初代教会では、クリスチャンの聖霊のバプテスマの体験は普通の事であり、聖霊を受けているかいないかが挨拶(あいさつ)になっていたようです。「え! それなに?知りませんでした」と言うと、すぐ心を合わせて祈りの時を持ち、聖霊を受けました。
かつて、教会では礼拝の後や祈祷会、全国聖会や教区聖会で、声をからして熱心に聖霊のバプテスマを求めて祈りました。ある人は受霊して喜び、ある人はがっかりしていました。私も1967年5月の全国聖会で、続いて同年11月の関西聖会で祈り求め、聖霊を受けました。伝道したい、両親が救われて欲しいとの熱い思いで祈っていると、舌が勝手に動き異言で祈っていました。神様の深い、そして熱い臨在を体験し、献身しました。
ペンテコステ体験は、石の心を肉の心に変え、重い足をカモシカの足に変えて、私達はキリストの証人として、地域に、世界に駆(か)りたてられ、よきおとずれを伝える足になります。あれから54年、その火は今も燃えています。
23日はペンテコステの日です。「信じたとき、聖霊を受けましたか」を合い言葉に、飢(う)え渇(かわ)いて祈りましょう。今の私のパッションは、〝私の証(あか)しトラクト〞をテクテク、テクテク町や村に行き、手渡し、イエス・キリストの福音を伝えることです。
パウロはエペソに2年滞在(たいざい)し、福音を語りました。「アジアに住む者はみな、ユダヤ人もギリシヤ人も主のことばを聞いた。」(使徒の働き19:10 )何て素晴らしいことでしょう。
さあ、聖霊の力に満たされましょう。祈りましょう。伝道しましょう。主の日は近いのですから。