<巻頭言>
『霊的捕囚からの解放』〜祈りと叫び〜
天野弘昌 Hiromasa Amano
教団理事長 草加神召キリスト教会(埼玉県)
<INDEX>
- 神の生ける御業を見る新年を
寺田文雄 南紀キリスト教会(和歌山県) - 理事長の務めを終えて
土屋 潔 前教団理事長 アッセンブリー新潟キリスト教会(新潟県) - 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 教団総会報告
・2025年度 教団年間計画表
・2025年度 教団人事 - 教区長コラム⑤【四国教区】
キリストにある一つの家族!
井桁 正巳 四国教区長 徳島神召キリスト教会(徳島県)
- 召天 江崎吉子師の召天にあたって
高口喜美男 川尻キリスト教会(熊本県) - 中央聖書神学校(CBC)掲示板
・CBCフェスタ参加者の証し
https://fellowship.j-ag.org/2025/01/01/cbc-festa-2024
『霊的捕囚からの解放』〜祈りと叫び〜
天野弘昌 Hiromasa Amano
教団理事長 草加神召キリスト教会(埼玉県)
新年明けましておめでとうございます。
2025年が、主にある素晴らしい年となりますようにお祈りします! 昨年末、新たに理事長としての重責を担うことになりました。主の守りと結実の3年となりますようご加祷を賜れますと幸いです。
新年に「それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」(エレミヤ29:11)の御言葉ば が与えられました。預言された時、イスラエルの民は3、4代目に至るまでバビロンに捕囚され、まさに隷属下 に置かれていました。
将来に夢も希望も無い中で語られ、恐らく絵空事に聴こえたことでしょう。
その前にはハナヌヤが現れ、2年後には解放されるとの偽預言をし、民を大変失望させたはずです。しかし時を経て、エレミヤ預言は確かに成就していきます。
現在の日本は、あたかも「霊的に捕囚されているのでは?」 と思わされる状況です。様々な問題が深刻化し、少子高齢化の波は教会にも及び、次世代の教会離れが増加しています。
日本基督教団は2030年問題とし、600教会が閉鎖 、日本福音同盟も500教会が無牧、700教会が兼牧と予想。当教団も閉鎖や無牧、兼牧が現実的になりつつあります。
【では一体、どうしたら良いのでしょう?】
旧約聖書には一貫して、危機的な時に「主の民が祈り叫ぶ」なら、主が介入し理解を超えた解決、救出があることが散在しています。
(例)「彼らの叫びを聞いた」、「叫びはわたしに届いた」(出エジプト3:7、9)世界のリバイバル史にも、同様な事が記録されています。⑴ 飢え渇き、⑵執拗なまで祈り求め、⑶悔い改め悪から立ち返るなら(Ⅱ歴代誌7:14)。
教団のAG1999計画の折り、母教会の神召キリスト教会が草加で開拓に着手。そして、CBC卒業後、私達が派遣されました。リバイバルを願いながらも、むしろサバイバルの生活。飢え渇いて、主に祈るしかない、そんな危機的な状況下、主は憐れんで介入されました。まさしく【Crisis↓Christ】
主は不思議に御手を動かされ、草加に小さいながらリバイバル的な御業が始まりました。2025年、皆さまにぜひお願いしたいと思います。日本にもリバイバルが起きると信じ、真剣に祈り叫んでみませんでしょうか⁉「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」(ゼカリヤ書4章6節)