クリスマス特集① <クリスマスメッセージ>
『救いの喜びをたずさえて』
チュアめぐみ Chua Megumi
新居浜福音キリスト教会(愛媛県)
<INDEX>
- 信徒の体験談 ★クリスマスに導かれて
・千歳キリスト伝道所信徒(北海道)
- クリスマス特集② 「目に見えるものと見えないもの」-クリスマスに想う-
町田俊之 めぐみキリスト教会 バイブル&アートミニストリーズ代表 単立 富士見聖書教会(埼玉県)
- -本当のクリスマスのめぐみをあなたへ Merry Christmas 喜びと希望の誕生
★教会のクリスマスって? ★今年のクリスマスは教会へ
- クリスマスメッセージ
北澤成弘 人吉キリスト教会
★「きよしこの夜」のエピソード ★なぜクリスマスツリーを飾るの?
- 教団のあゆみ2023
- 召天 津村昭二郎先生
杉本俊輔 (引退教師)
クリスマスメッセージ『救いの喜びをたずさえて』
チュアめぐみ Chua Megumi
新居浜福音キリスト教会(愛媛県)
この時期になると「メリークリスマス!」と言いながら入ってきたサンタ(の格好をした私の母)に向かっておもちゃを投げつけて抵抗した次女の姿を思い出しては家族で大笑いします。大好きなばあばがプレゼントを持ってきたというメッセージは全く伝わらなかったのです。
そう考えると、神様が私達に究極の愛を示すためにイエス様を送ってくださった方法は、なんというご親切の現れだったのでしょう。赤ちゃんとして、しかも当時一番身分の低い羊飼い達でも自由に出入りできる馬小屋を選んでくださったのです。
人間は神様のご性質に似せて造られたと聖書に書かれています。子どもは親によく似るものです。つまり、人間はもともと神様と親子のように密接に交わり、意思疎通できる関係でしたが、罪の故にその関わりを失い、自分が誰だかわからなくなってしまいました。その状態を回復するための唯一の解決策としてイエス・キリストが約2000年前にこの世に送られたのです!
次女を無事出産した後、分娩室に長女がうれしそうに妹の名前を呼びながら入って来ました。お腹の中で聞きなれた声だと言わんばかりに次女は耳を傾けます。生まれたばかりの赤ちゃんに会える特権は、家族の一員だからこそ与えられるのです。
澄み切った星空に突然現れた天使の軍勢により、自分はなんの価値もないと思っていた羊飼い達がまずイエス様にお会いするために招待された、という事実に胸が熱くなります。羊飼いたちは応答しました。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう」(ルカ2:15 、新改訳第三版)イエス様にお会いし、天地を造られた父なる神の「あなたは私の家族の一員で、本当に大切な存在なんだよ。それに気づきなさい。決してあなたを離れない、見捨てない」という永遠の愛を体験しました。そして、全く世界観が変えられ、羊を飼いながらも救いの喜びをたずさえ、伝える使命感に満ちて生きる者へと変えられたのです。
さあこのクリスマス、羊飼いたちのようにイエス様を心に迎え、父なる神に愛されていること、また使命を持って与える人生を歩み始めていくことを体験しようではありませんか!