<巻頭メッセージ>
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月刊アッセンブリーNews は、毎月1度、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド(JAG)から発行されているニュースです。ご関心のある方は、どうぞ一度ご覧ください。
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<INDEX>
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特集・CAの日
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《青少年へのメッセージ》Jesus Road
-青少年伝道部員 希望キリスト教会 田中清人 -
理事長便り 土屋潔
2020年 標語と聖句
標語「一致そして前進」-Go Forward!- -
公式サイトのご紹介 事務局長・三箇義生
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召天された前田睦見師を偲んで
上原時江(すわシオンキリスト教会)
久保田潔(杉田キリスト教会) - だからパウロはこう言ったのか!
1.女性はかぶり物を着けなさい?
長澤牧人(中央聖書学校講師・熊本聖書教会) - JAG創立75周年にむけて教区の取り組み
東北教区 Tohoku 『愛と祈りの教区』~1人が1人の魂をキリストに~ - 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド(JAG)の動き11 総務局長・本田勝宏
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中央聖書神学校(CBC)掲示板 *2020年度 入学試験案内
『成長し続けるクリスチャンに』
片平 ともみ (都島中央キリスト教会)
「だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。」
(新共同訳 Ⅰペテロ2・1、2)
私たち夫婦には二男二女が与えられています。神様は、それぞれの子どもたちを通して多くの恵みをくださっています。中でも、次女の誕生を通して気づかされたことは、忘れることができません。
自力で呼吸することもミルクを飲むことも難しい状態で生まれてきた次女は、そのまま大学病院に転院。数か月入院しました。そばにいて呼吸のセンサーを見守り、2〜3時間ごとに、鼻に入れたチューブからミルクを与える。注射器を使って微量を1時間ほどかけて注入するという毎日でした。体重が増え、身体 が成長すれば呼吸が改善する可能性があるとのことだったので、とにかく必死でした。
でも、毎回どんなに慎重にミルクを注入しても、ほとんど吐き出してしまうのです。苦しそうに弱々しく泣く娘を前に、親としての無力さを痛感しました。
そんな日々が続く中、私たちは祈った上で主治医と相談し、チューブをやめて口からミルクを飲ませる決心をしました。
神様が、この決断を祝福してくださいました。神様が、彼女に生きる力を与えてくださったのです。娘は少しずつ自力で飲めるようになり、そしてこの時期を境に、みるみる成長し元気になっていきました。
私は神様に感謝をささげるとともに、単に与えられるものより、自ら求めて口にした糧こそが成長の源となる、ということの発見に感動を覚えたのです。
霊の糧も同じではないでしょうか。神様に心を向けて求め、みことばをいただくとき、それは私たちを育む〝生きた、神様からの糧〞となるのです。乳飲み子はただ純粋に、生きるための乳を求めます。私たちも霊的に活(い)きるために、ただ純粋に、霊の糧を慕い求めていきましょう。成長は変化であり前進です。神様に近づくことです。私たちは、この霊の糧を得て生きている限り、成長し続けることができると信じます。