Q.「お祈りがこたえられた」って言いますが、
本当に祈ればかなえられるのですか?
《福音》恵みのおとずれ 2000年9月号
A.
聖書はあなたの質問にはっきりとこたえてくれています。
「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。」
ヨハネの福音書14章13~14節
これはイエス・キリストが私たちに語って下さっている言葉なので「わたしの名」とあるのは「イ工ス・キリストの名」ということになります。イエス・キリストの名さえ使えばどんな願いも神様は聞いて下さいます。これを聞いたある学生は早速、宝くじを3枚買ってこう祈りはじめました。
「神様。僕は今日宝くじを3枚買いました。これで一等と前後賞が当たりますように。イエス・キリストの名によってお祈りします。アーメン。」
しかし、残念ながら宝くじは当選しませんでした。なぜでしょう。聖書にはまたこのようにも書かれています。
「願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。」 ヤコブの手紙4章3節
子どもが親に「チョコレート買って、チョコレート買って」とねだっても、本当に良い親ならチョコを度々買ったりしません。子どもの歯が虫歯だらけになり、痛がることを知っているからです。私たちの父なる神様は最高に優しくて、私たちのことを一番に考えて下さっているお方です。だから私たちが祈り求める時、神様はそれをすべて聞いていて下さっています。そして私たちにとって最善となるように応えて下さるのです。先程の学生が宝くじを当てて、楽してお金を儲けることを覚え、とんでもない人間にならないように、神様は彼にとって一番良い方法で応えられたのです。