新型コロナウィルスの感染拡大・予防の影響で、中止、延期なども検討されましたが、規模を縮小して新規教団加入者研修「加入前研修」が、3月11日にCBCチャペル棟教室を会場にして開かれました。

 2017年より教団加入1年目、2年目の教職を対象とした新規教団加入者研修が始まりました。また以前より加入予定者を対象に開かれていた「オリエンテーション」を充実させたものとして、2019年より加入前研修が始まりました。そこで新規教団加入者研修は、加入予定者を対象とした「加入前研修」(3月)と加入1年目と2年目の教職を対象とした「加入後研修」(10月)が実施されています。

 今回は縮小版ということで、「担任教師〜理論編」、「組織(教団)」の2講義のみとなりましたが、緊張気味の7名をほぐしつつ、新規教団加入者研修PT(プロジェクト・チーム)の先生方による実務研修の時を持ちました。

 規模縮小に伴い、昨年の講義(「担任教師〜実践編」、「厚生」、「一歩先を行く先輩より〜理想と現実と失敗談」)の視聴とリアクションペーパーの提出が課題として出されました。また「アカウンタビリティ」として、10月までに2回、加入同期生でスカイプなどを用いてお互いの状況や課題を伝え、互いに励まし合い、高め合い、祈り合い、横の関係としての加入同期意識を育む機会を持つことになりました。

 会場の換気をしつつ、少しの距離を空けて座る昼食でしたが、和気あいあいと、美味しくお弁当をいただきました。その後の閉会礼拝では、プロジェクト・チームの長・天野弘昌厚生教職局長が、「新しい出発」という主題で御言葉を語られ、霊肉共に強められました。

 2020年は、東京オリンピックが記憶に残る年になるだろうという大方の予測を裏切り、新型コロナウィルスの感染に揺れている今年の前半です。もし年の瀬に日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団全体で、2020年の10大ニュースを振り返るなら、その中には必ず日本AGに7名の伝道者が加えられたことが入るでしょう。