川尻キリスト教会、シャロンキリスト教会 (上田努 師、上田恵美子師)
8月15日(土)
この日、支援につながることとして、前日に聞いた「ペットボトルでお湯を作る方法」で、実際にお湯を作り、どのくらいの量なら体を洗うことができるかという実験でした。
家には2Lのペットボトルが3つしかなかったので、それに水を入れて日中、日の当たる場所に何時間も置いておきました。
夕方になり、そのペットボトルを回収しました。触った感じはまあまあ温かくなってはいましたが、アチアチではありませんでした。おそらく、途中から曇っていたせいでしょう。
そのお湯で頭と体を洗ってみた結果、「6Lでは体は洗えない」という結論が出ました。
よく考えたら、シャワーは毎分17Lの水が出ます。足りるわけがないのです。
洗面器は一杯が2Lです。足りるわけがないのです。
概算で12L~20Lくらいのお湯が必要だと感じたので、今度はポリタンクでお湯を作れるか試してみようと思いました。
8月16日(日)
この日は、私が八代(やつしろ)シャロン教会で、妻が川尻(かわしり)教会で礼拝を守りました。
水を12ケース、その他、たくさんの食べ物を持って行きました。これは、先週に広島のキリスト教支援団体(以下広キ災)からいただいたものです。
礼拝では、私自身が31年前に阪神淡路大震災で被災した経験を話し、そこから信仰を持った証しをして、「神様は万事を益としてくださる」と励ましのメッセージを語りました。
礼拝後は支援物資を皆に持って帰ってもらいました。
何一つ残さないようにお願いしたこともあり、水と食べ物は残らずなくなりました。
また先週末に教団より届いた被災調査票を皆さんにお配りしました。
この教団の支援制度で皆さんの生活再建が少しでも進めばと願っています。
この日、東北で巡回牧師として働いておられる、吉武惟一(よしたけただかず)先生が、シャロン教会の礼拝に来てくださって、共に礼拝を捧げることが出来ました。吉武先生には、物資の配布をお手伝いいただき、とても助けられました。
昼食は吉武先生と共に「すき屋」へ行き、大好きなニンニクの芽牛丼を注文しました。
吉武先生は熊本空港近くの宿に帰られるということで、帰る前に川尻教会に立ち寄っていただき、お交わりと情報交換を行いました。
吉武先生は、東北大学で災害支援のことについて研究されており、その見識に教えられました。また、今後の支援の方向性についてアイデアが与えられました。
八代市の地下水の現状について、現場の声を聞くことができたのは大きかったです。
礼拝前に、隣にお住まいの方のAさんから、「うちも地下水の水圧が下がっている」と聞きました。シャロン教会と同じ状況でした。
またその時に、別の隣にお住いのBさんから、「うちは地下水の引き上げの管が地中で折れており、くみ上げが出来なくなった。今はプールに水を溜めて、その水をポンプで家の中に給水している。そのプールに水を入れるために、Aさんの家から水をホースで引かせてもらっているが、教会の水もお借りしてよいか」と頼まれましたので、「誰もいないときならいつでもどうぞ」とお答えしました。
この、地下水くみ上げのパイプが折れているというのは、教会の信徒も一人、同じことを言っていました。「井戸水業者に調べてもらったところ、地下13mの位置でパイプが折れており、くみ上げが出来ない」、ということでした。
このような話を聞いて、教会のメンバーだけでなく、シャロン教会の周辺地域の方にも水を持って行った時に支援してあげた方が良い、そのように思わされました。
川尻教会のメンバーの方は、皆のライフラインが復旧したため、ほぼ支援物資をもらう人がいなくなりました。数名の方が、自分の家族のためにと、いくつかの水や他の物資を持って帰られました。
(災害対策室)



