月刊アッセンブリーNews 2015年9月号

私は一人なのか

姜 一成 (西宮アガペー教会)

購読している『牧会と神学』という韓国誌の6月号の記事が私の興味を引いた。20年間心理学、神学等を学び、神経科学の観点から霊的経験と行動の関係を研究している神経神学者(Neurotheologian) ジム・ワイルダーJim Wilder博士は、苦しみと困難の中で癒(いや)しを体験する方法は、脳が経験を処理するプロセスを利用することだと語っている。癒しのため脳が一番認識したいことは、『私は一人なのか』という質問に対する答えだという。もし自分が一人だという答えを認識するなら、脳は苦しみと困難をより大きく感じるようになる。したがって、先ず自分の脳が、私は一人ではなく、愛する誰かと共にいることを認識しなければならない。そうすれば脳は安定し、問題解決の最適な状態に変えられるとワイルダー博士は主張している。

出来ることが限られ重苦しい状況の中、聖霊様が私たちの心に語りかけてくださった。〝あなたたちは一人ではない。アガペーの背後にはアッセンブリーの兄姉たちがいて、多くの祈りがあり、支えがあるのだ〞と。聖霊様は私たちが一人ぼっちではな いことを思い起こさせてくださった。礼拝の中〝ここに何人かの大人と子どもたちが集まっているけれど、私たちの後ろにはイエス様がいるし、アッセンブリーの仲間がいるから頑張りましょう〞と何度も繰り返して語った。

開拓初期の苦しみと困難の時期、近くで遠くで祈ってくださるアッセンブリーの信仰の仲間たちが共にいることを覚えることは大きな力となった。

「わたしを遣わした方はわたしとともにおられます。わたしをひとり残されることはありません。わたしがいつも、そのみこころにかなうことを行うからです。」ヨハネ8:29