<巻頭メッセージ>
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月刊アッセンブリー誌は、毎月1度、JAGから発行されているニュースです。ご関心のある方は、どうぞ一度ご覧ください。
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<INDEX>
- 特集 主に仕える(3) 「日没間近の5時に…」
新井晴美(竹原開拓・竹原ベテルキリスト教会) - 女性特集 女性教職及び牧師夫人懇親会 企画室員・野川悦子
- 海外ニュース・平和を祈る者として
鈴木正和(中央聖書神学校講師 単立・水場コミュニティチャーチ) - 紹介 ブラジル言語教区
国際関係準備室長 名古屋神召キリスト教会 内村 保 - 召天 佐野敏和先生をしのんで 内村撒母耳(名古屋神召キリスト教会)
- 3月31日に引退 その3
・中原茂生先生 お疲れ様でした (中原信恵・中国教区長・広島神愛キリスト教会)
・長谷川光代先生 お疲れ様でした (中原信恵・中国教区長・広島神愛キリスト教会) - JAGの動き 8
- 中央聖書神学校(CBC)掲示板
変革への挑戦 /三箇豊実 (東北教区長・郡山キリスト教会)
人は誕生したら「成長」することが当然と考える。しかし「変革」という言葉を当然と受け入れるのは難しい。
キリストのいのちにより生かされている教会が「成長」するという言葉は受け入れ易いが、教会の「変革」というと尻込みしそうだ。
「わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。」ヨハネ14章12節
主イエスは、聖霊によってこの地上に生み出されていく教会(キリストの体)に、「わたしの行なうわざを行ない…さらに大きなわざを行なう」という期待と信頼をもって語られた。
聖霊ご自身が教会をリードし、神の御業を進めると知っておられたからだ。
では今、私たちも教会も主イエスの行なわれた御業を行なう者たちとして、大胆に「成長と変革」に取り組んでいるだろうか。
成長や変革は、「今」状態から別の状態、別の行動、別の姿へと変わっていくことだ。
先日、21歳の息子に対し、「小学生の時には一年間で2、3足、靴を買い換えたよ」と愚痴った。息子は鼻で笑っていたが、身体的な成長は嬉しい事であり、同時に手間やお金の掛かることだった。
私たちは聖霊の力によって進むペンテコステの群れとして、これまで多くの働きに取り組み、実を結んできた。その本質は変わらない。ただ現代社会の変化とニーズ、これから起こることを想定し、「この時代の人々と地域社会に必要とされリードするキリストの体」であるため、勇敢な信仰と挑戦が必要だ。
信仰生活の中で、体力的、年齢的、環境的に「成長はしたいが変革は…」と様々な理由での躊躇(ちゅうちょ)も当然。しかし主の私たちへの期待は「今」も変わらない。然(しか)も、主の再臨が近づいている今はなおさら。
「変革」とは私たちが何者で、何が私たちの内に満たされているかを再確認することでもゆだねる。様々な心配も主に委ねつつ、ワクワク期待しながら変革に取り組もう。何故なら、必ず、取り組む者の先頭に立って導かれる聖霊の力を、目の当たりにするからだ。
主はこの時代を私たちに委ねられ、イエスが行なった御業を行なうために選んでくださった。私たちが慣れ親しんだ方法を、聖霊の導きによって勇敢に変革し前進することを待っておられる。新しい奉仕や役割、地域の新たな領域に出ていく時、学びや準備にお金が掛かり、体力へのチャレンジもあるかもしれない。しかし、その必要も主が必ず備えてくださる!