月刊アッセンブリーNews 2022年 1月号

<巻頭メッセージ>
『大きな恵みが すべての者の上に』
 土屋 潔 Kiyoshi Tsuchiya
 教団理事長 アッセンブリー新潟キリスト教会(新潟県)

<INDEX>

  • 聖書における新年
    菊地和博 浜松キリスト教会(静岡県)

  • スタートクリスチャンライフの勧め
    野川悦子 港南シオンキリスト教会(神奈川県)

  • 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
    教団総会報告


  • 中央聖書神学校(CBC)掲示板

  • 深まり、広がるペンテコステの恵み
    ⓭ イエス様と共に、赤ん坊からやり直す

     小岩栄光キリスト教会員(東京都)

  • 召天  多才多芸の同期生 小石 豊師 逝(ゆ)く
    北野耕一 前中央聖書神学校校長・巡回教師(東京)

 


『大きな恵みが すべての者の上に』
 土屋 潔 Kiyoshi Tsuchiya

 教団理事長 アッセンブリー新潟キリスト教会 (新潟県)

 2022年を迎えることができましたことを心より寿(ことほ)ぎます。

 途切れることがない〝時〞を日・月・年という単位で区切ることは、神からの贈り物と感じます。「区切りを設ける」の事由の一つに、それまで続いていたものを途中で終わりにすることがあります。例えば、気分を変える助けとなり、時には空気を新しく呼びこむこともできます。創世記では人が創造されて神は区切りを設けられ、人にも一日を区切るという贈り物をされています。

 さて本年の教団聖句は、
『使徒たちは、主イエスの復活を非常に力強くあかしし、大きな恵みがそのすべての者の上にあった。(使徒の働き4:33)』です。

 ここで記されている『大きな恵み』に目を留めます。著者ルカはこの言葉を通して何を私たちに伝えようとしたのでしょうか。しかも、この言葉は原語において、ここでしか使われていません。

 当時イスラエルを取巻く社会状況は暗雲が立ち込めていました。ローマの占領地となり続け、神に選ばれた矜持(きょうじ)もズタズタにされて、同胞愛も地に堕(お)ちかけていました。しかしながら400 年の月日を経て主イエスが到来、十字架の贖(あがな)いによって、闇に区切りをつけられました。

 復活の福音は、まさに絶望から希望へ転換するべく鮮烈(せんれつ)な〝時〞となり、32節には「信じた者の群れ」と記され、その時代に生じた群れだけを指すのではなく全時代・全民族に拡がるエクレシアである教会を包含(ほうがん)しているのです。この真理は神からの大きな恵みであり、しかもこの証明をキリスト者に託(たく)しているのです。つまり、状況が失望と諦(あきら)めの中に滞留(たいりゅう)していたとしても、そこから選び出されたキリスト者が復活の主イエスを告白し続けるときに、初めに記した聖句は現実なものとなり、やがては波紋(はもん)のように拡がるのです。

 神の、教会へのチャレンジは、教会が一つになって、この一年が復活の年・希望の年と宣言し、進んでいくことです。

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