<巻頭メッセージ>
『聖霊のバプテスマを受ける』
内村 保 Tamotsu Uchimura
教職局長・名古屋神召キリスト教会(愛知県)
<INDEX>
- ペンテコステ特集『聖霊を受けよ!』
- Happy Father’s Day 父の日に寄せて
メッセージ「唯、主に従って」
柏崎久雄 千葉福音キリスト教会(千葉県)
信徒の証「人生の土台」 結城基督教会員(茨城県) - 私の聖書 第4回
「新しく」読むために 大坂智子 山手町教会(北海道)
- 深まり、広がるペンテコステの恵み
⓱神さまのしるし 北見神愛キリスト教会員(北海道)
- 一つになって 伝道所のために祈ろう⑲
柏めぐみのうたキリスト伝道所 色川悦子(千葉県) - 3月31日に引退 その②
感謝! 開拓伝道初志貫徹!
高谷 清・由紀子先生 菊山和夫 鎌倉大船キリスト教会(神奈川県)
愛と祈りの器
川上 まさ子先生 澁谷久美子 青森キリスト教会(青森県) - レポート CBC入学式 白石信之 CBC教師 品川ベテル教会
- 教団の動き④ 天野 弘昌 総務局長
- 中央聖書神学校(CBC)掲示板
『聖霊のバプテスマを受ける』
内村 保 Tamotsu Uchimura
教職局長・名古屋神召キリスト教会(愛知県)
今月は、ペンテコステの日を迎えます。
聖書の中で聖霊のバプテスマがどのような意味を持つのかを見ていきましょう。
まず、主イエス・キリストを救い主と信じた者が、父の約束である聖霊のバプテスマを受けることが記されています。
「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けましたが、あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです。」(使徒1・4、5、新改訳2017)
次にペンテコステの日の出来事を見ると、聖霊に満たされたしるしとして、他国のことばで語り始めました。「すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。」(使徒2:4、新改訳2017)、あるいは、エペソでは、イエスを信じた者たちに、聖霊が臨まれたとき、異言で語り始めました(使徒19:6)。
異言で祈る(語る)ことは、神に話し、自分の徳を高める(Ⅰコリント14:2、4)、とあります。喜びに満たされます。また、長い時間祈ることができます。私自身、12才の時に受洗前でしたが祈っていると、異言を伴う聖霊のバプテスマを受けました。知らないうちに3、4時間は祈っていたのです。その時は、すべてのものが輝いているように感じ、喜びに満たされました。
さらに、「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」(使徒1:8)と、語られています。イエスの証人となれる、ではなく、聖霊のバプテスマを受けた者は、すでにイエスの証人となっているのです。
聖霊の力を受けとめ、聖霊の助けをいただき、賜物を用い、聖霊の実を結び、出て行き、あらゆる国の人々を弟子としていきましょう! 天においても、地においてもすべての権威を与えられている主が、世の終わりまで、いつも共にいてくださいますから! (マタイ28:18〜20)聖霊のバプテスマを体験しましょう。そうすれば、御言葉の真実さを味わうことができます。それが、神様の約束だからです。