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「再挑戦! 聖書通読」 
 久保田説子 Setsuko Kubota
 杉田キリスト教会(神奈川県)

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「再挑戦! 聖書通読」 
 
久保田説子 Setsuko Kubota
 杉田キリスト教会(神奈川県)

 新しい年に入り、今年こそは聖書通読を全うしようと決意した方がおられるでしょう。何事も毎日続けるのは難しいものです。体力的限界、時間的な忙しさ、霊的状態等々、聖書を読まない理由として幾つも挙げられます。また聖書を読んでも全く心に入ってこない、感動がないと思う時もあるでしょう。しかし、続けることに意味があります。ある日ある時、神様が今の自分に語ってくださったと確信する瞬間、人生を変えてしまう程の影響を与える御言葉に 出会う時があるのです。

 聖書通読を継続する秘訣として以下のことを提案します。①自分に合ったテキストを使う。現在多種多様なディボーションテキストや聖書の読み方のガイド等の本が出版されています。②グループ、夫婦等複数で分かち合いしながら行う。杉田キリスト教会では毎週日曜礼拝前に「聖書を読む会」を開いて、通読の後押しをしています。また、活動の中で「聖書通読表」(読んだらチェックを入れる表)を作成し、半年ごとに表を提出すると小さなプレゼントがもらえます。人間的かもしれませんが一つの励みになっています。③ 途中で通読が途絶えたとしても、再び読み始める。思い直して継続することが大切です。

 なぜこんなにして聖書を読む必要があるのか。「それは『救いに関わる』『永遠の命に関わる』ものだからです。」(『歴史に沿って読めば聖書がわかる』清水顕孝著)、この文章に触れた時、神が私達に聖書を通して熱いメッセージを届けてくださっているという、当たり前のことを再認識させられました。聖書は慰め、励まし、癒しの言葉ばかりではありません。むしろ厳しく罪を指摘し、信仰の足りなさを強く示されることが多々あり落ち込むこともあります。しかし、ご利益信仰者や御言葉の〝良いとこ取り〞の信仰者ではなく、何か思いがけない問題や出来事が降りかかったとしても、それをしっかりと受け止め、受け入れ、希望を持ち続ける、揺るがない信仰者でありたいと願います。そのためにも聖書全巻を通読し、神の御思いを掴(つか)み、御旨にかなう充実した信仰生活を今年も送っていきましょう。

「御言(みことば)には、あなたがたのたましいを救う力がある」

(ヤコブ1:21、口語訳)

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