《福音》恵みのおとずれ 2000年4月号

アイ・ラブ・ユー

これは愛の告白の言葉ですね。

 これを日本語に訳すと、「私はあなたを愛しています。」でも、もっと思いを込めてこう訳す人もいます。「あなたのためなら死んでもいい。」こんなふうに言われたら、ドキッとするでしょう。あわててしまう人もいるかもしれません。また逆にそこまで自分のことを思ってくれるかと、ちょっとうれしい気持ちもあるはずです。

 でも本当に自分のために命を失ったなんて聞いだらゾクッとしてしまう人が多いでしょうね。
 「私はあなたのために命をすてる。」と言われた方がいるのです。そして言われただけではな<、そのとおり命を捨てられた方がいるのです。そう、今これを読んでいるあなたのために…。
 工ッ、驚かせないでくれよと言われるかもしれませんね。でもまちがいなく、あなたのためにこの方は死なれたのです。その方とはイ工ス・キリストです。

 イエス・キリストは約2000年前、多くの反対者である律法学者、ユダヤ教信者に迫害され、十字架につけられて殺されました。騒ぎを起こした責任をとったのでもなく、弟子たちをかばって、指導者であるイ工ス・キリストが殺されたというのでもありません。それは、自分の犯した罪の定めではなかったのです。実際イエス・キリストに罪は認められませんでした。罪のないイエス・キリストが、罪ある者のかわりに十字架につけられたのです。

 なぜ!? それは、罪ある私たち、そしてあなたを愛しているからです。「あなたのために死んでもいい。」イ工ス・キリストはそういう愛を持って十字架について下さったのです。

 そのイエス・キリストは三日目に死からよみがえり、今も生きておられます。そして今も、これからもあなたに「アイ・ラブ・ユ-」 とことばをかけ続けて下さっているのです。この「愛」を受け取ってみませんか。