《福音》恵みのおとずれ 2000年3月号


と聞いて、あなたは何を連想しますか?
 
毛糸、セーター、ニュージーランド…。

 羊は、わたしたちの生活にとって身近な動物のひとつですね。日本では、動物園以外ではほとんどみられませんが、イ工ス・キリストの住んでおられたイスラエルでは、古くから羊が飼われていました。

 羊は穏やかな動物です。 ある動物園で羊とやぎのオリがとなり合わせになっていましが。やぎは見ている人の手に噛みつこうとしたりしましたが、羊のほうは、じっとして動がず、攻撃的な様子は一切ありませんでしだ。

 羊は迷いやすい動物です。  自分だけでは、自分のオリに帰ることもできないのです。ですから、羊飼いが先頭にたって、羊を牧草地や水のある所へと導いていきます。また、迷い出た羊がいれば捜しに行きます。

 羊は弱い動物です。  狼や熊がおそってきた時には、羊飼いが命がけで戦って、羊を守ります。羊にはそれぞれ名前がつけられますが、羊飼いはその名前をちゃんとおぼえています。羊飼いが羊の名前を呼ぶと、あなたの家のペットのように返事をします。そして、自分の羊飼いの声をよく知っていて、ほかの人が声をかけてもついて行きません。

 イエス・キリストは、ご自分を「わたしは、良い牧者です。」(ヨハネの福音書10:11)と言われました。
 牧者とは羊飼いのことです。そして、わたしたち人間を「羊」 だと言われました。そうです。まちがいを犯しやすく、迷いやすい人間の性質を「羊」にたとえられたのです。

 羊飼いイエス・キリストは、わたしたち羊の先頭に立って歩いてくださっています。わたしたちのことを良<知っておられ、わたしたちの名を呼んで慰めたり叱ったり励ましたりして、正しい道に導いてくださるのです。道がわからなくって迷いそうな時あなたも、イ工ス・キリストの声を聞いて、従っていきましょう。

わたしがわたしの羊を飼い、わたしが彼らをいこわせる。―神である主の御告げ。―わたしは失われたものを捜し、迷い出たものを連れ戻し、傷ついたものを包み、病気のものを力づける。

エゼキエル書34:15~16