<巻頭言>
『神様の目で教会を見る』
上田 努 Tsutomu Ueda
九州教区長 シャロンキリスト教会・川尻キリスト教会(熊本県)

<INDEX>
- 特集 敬老の日特集
-歌いつつ歩まん、この世の旅路を
長尾加代 練馬キリスト教会(東京都)
[教職の証し] 賛美は私の育ての親
下道美知 札幌神召キリスト教会(北海道)
[信徒の証し] 私のスペシャルな賛美
シャロンキリスト教会員(熊本県) - CBC75周年特集
新しい革袋に新しいぶどう酒を-中央聖書神学校の新たな歩み
三宅規之 中央聖書神学校校長 めぐみ福音キリスト教会(東京都)
【専任教師よりご挨拶】
神学教師 平松契 教務教師 平松咲 - 教区長コラム 沖縄教区⑧ 広げよう!ゆいまーるの輪
神山茂紀 沖縄教区長 嘉手納アッセンブリー教会(沖縄県) - 一つになって 伝道所のために祈ろう㉗
帯広キリスト伝道所 吉田敦 https://fellowship.j-ag.org/2025/09/01/be-one-obihiro/
- 《召天》忍耐強く歩まれた伝道者 藤巻博文先生
安間正道 小岩栄光キリスト教会(東京都) - 《6月30日引退 》
「主イエスとファイト一発! 秋本幸二先生」
菊池知子 宇都宮栄光キリスト教会(栃木県) - アッセンブリー誌終刊のお知らせ
野口一郎 企画室長 大津キリスト教会(滋賀県)
- 教団の動き⑧
事務局長 三箇義生 - 中央聖書神学校(CBC)掲示板
『神様の目で教会を見る』
上田 努 Tsutomu Ueda
九州教区長 シャロンキリスト教会・川尻キリスト教会(熊本県)
「教会でもクリスマスをなさるんですね」教会の植木にクリスマスの飾り付けをしていると地域の方に声をかけられました。大人がその認識ですので、なおさら今の子どもたちはクリスマスが何の日か知りません。
次世代を担う子どもたちに福音を届けるために、いろいろな取り組みを行ってきました。楽しいイベントやプログラムも用意しました。けれど新しい子が教会に来るのが非常に難しい時代になっています。習い事などで子どもたちが忙しく、しかも親の許可なしに勝手に教会に来ることが難しい時代なのです。
何とか教会のドアを地域に開くためにこども英語教室を始め、ビジョンに燃えていました。何十人来るのか夢見ていました。しかし、初めに来た生徒は1人だけでした。続けても生徒が増えず、教室の維い持じのために夫婦でアルバイトをしました。突破口になると信じて始めましたが問題ばかりが重なりました。英語のクラスを2つ3つと増やすことにもストレスを感じていました。
「こんなことをしている場合ではない。早く教会学校を始めなくては……。」そんな焦りの中、祈っていた時に、主が語りかけてくださったのです。「ここがあなたの教会学校だよ」と。私たちの始めたこども英語教室が教会学校だというのです。新しく始めるのではなく、その場所を教会学校として建て上げていくように教えられたのです。
それからは毎週クラスの終わりにお祈りを始めました。そして御言葉も語るようになりました。すると生徒が増え始めたのです。教室の経済が安定し、教会のイベントに人が導かれ、夏の「イングリッシュキャンプ」という名のバイブルキャンプには50名が集うようになりました。遅々とした歩みではありますが、それでも焦らずに種を蒔き続けます。福音の種が蒔かれていたので、私たちもイエス様に導かれたからです。
「子どもたちを、わたしのところに来させなさい」(マルコ10:14)。
方法に正解はありません。ですからこのイエス様の言葉を胸に、子どもたちがイエス様に出会えるための道を探し続けていきましょう!










