川尻キリスト教会、シャロンキリスト教会 (上田努 師、上田恵美子師)

8月12日(水)

この日は、教団理事会の先生方をお連れしての被災地視察でした。
教団理事会の野口一郎先生、内村保先生、三箇義生先生、長澤牧人先生をお連れして、八代(やつしろ)、宇城市松橋(まつばせ)、熊本市を訪ねました。
まずはシャロンキリスト教会のある八代市へ行きました。
教会の現状を見ていただき、その後、八代市を一巡りしました。
理事の先生方も、松浜軒(しょうひんけん)や八代城跡の石垣、松井神社が崩れている様を見て驚かれました。日本製紙の煙突が折れている様子を近くで見ました。

続いて、私たちは宇城市松橋町(まつばせまち)の川尻(かわしり)教会の信徒宅に向かいました。
途中、八代-熊本市を結ぶメインストリートの一つ、国道3号線を通りましたが、驚きました。
部分的にボコボコになっていたであろう道路が、舗装されて綺麗になっていたのです。
また、途中の道の駅竜北(りゅうほく)で休憩しましたが、そこでも驚きました。
道の駅竜北は、活断層が通っていたためか、駐車場のアスファルト舗装が隆起してボコボコになっていたと報道で聞いていましたが、それが修復されていて、駐車できるようになっていました。
復興のスピードに驚かされました。

そして、川尻(かわしり)教会の被災された信徒宅を2件見舞いました。
理事の先生方は、信徒の方々の話を丁寧に聞かれ、最後に振り絞るようにお祈りしてくださいました。
私はその時、妻から持たされた本渡教会からの支援物資の野菜を使った料理をお渡しし、川尻教会の大分県在住の農家の信徒から送られた白米をお渡ししました。

その後、一行は熊本市北区の希望ヶ丘キリスト教会を見舞いました。
希望ヶ丘キリスト教会の本堀秀一師は、被災状況をペーパーを使って詳細に説明してくださいました。
教会の内壁は、ビニールクロスが裂けた部分を修復したこと、倒れたエアコンを起こしたが修理が必要なこと、3階は物が倒れているがまだ手を付けていないことなどです。
また、信徒の方にも2件の建物被害があったことをお聞きしました。
理事の先生方が祈ってくださり、その場を後にしました。

こうして理事の先生方はお忙しい中、一日かけて被災地を視察してくださり、その日のうちに帰られました。お祈りいただき、本当に感謝しています。
私が外出中に、広島のキリスト教支援団体から再び支援物資が川尻教会に届きました。ありがたいことに水のケースが100個、またレトルト食品、紙皿、紙コップ、サランラップなどです。感謝して、八代に少しずつ持っていこうと思います。

そして、広島のキリスト教支援団体からありがたい申し出がありました。
私が提出した信徒の被害状況のレポートを見て、建物被害のある方に修復支援を行いたいという声が上がり、広島のキリスト教系工事会社が協力してくれるというのです。
8/13(木)-14(金)の二日間、被災家屋を回り、調査したうえで必要な手当てをしてくださると連絡がありました。
そのため、急ぎシャロンと川尻の信徒に連絡を取り、調査を受け入れてもらうことにしました。また、自分の教会だけでは申し訳ないと思い、希望ヶ丘キリスト教会の2件の信徒宅にも回ってもらうことにしました。

こういう訳で、本来8/13(木)はまもなく東京に帰るバディの神学生を、入館可能になった熊本城に連れて行く予定でしたが、行けなくなりました。
子どもたちが楽しみにしているので、そちらの方は恵美子先生に任せることにしました。
また、バディは8/14(金)に東京に帰るのですが、その見送りにも行けなくなりましたので、それも恵美子先生と子どもたちに任せることにしました。
バディすまない。

そして晩には、前日に依頼のあった愛知県稲沢市でワンバプテストチャーチという教会の牧師をしている佐藤ルイス先生と支援チームの、計6名が来会しました。
全員がブラジル人で、その迫力に圧倒されました。でも皆さん日本語が流暢でした。
彼らは翌日の働きのために休む場所をということで、この日、教会の一室を提供しました。
汗を流すために、最寄りのスーパー銭湯を紹介しましたが、彼らのうちの二人が入れ墨をしているために入場を断られてしまい、やむなく全員でインターネットカフェに行き、シャワーを使ったそうです。
日本の、そして遠い熊本までわざわざ来てボランティアをしようとする彼らの思いに、熱いものを感じました。

私は明日の8/13(火)は午前中にシャロンキリスト教会へ行って広島のキリスト教支援団体を待ち、八代の被災者宅を回って調査して、それから川尻に戻ってくる予定です。
お祈り感謝します。

(災害対策室)