vol.32- column はじめてのクリスマス

《福音》恵みのおとずれ 1999年12月号

 私がはじめて教室でのクリスマスを過ごしたのは小学校3年生の時のことです。クリスマスの数カ月前から、友達に誘われて日曜学校に通っていましたが、キリスト教会でのクリスマスははじめてでした。

クリスマスの少し前から讃美歌の合奏の練習が始まりました。かの有名な「もろびとこぞりて」の合奏で、私は木琴(もっきん)を演奏することになリました。


 楽譜の読めない私のために、先生が音階を「ドーシラソファミレド」と書いてくれたので音符のないカタカナだけの楽譜(?)を見ながらの練習になりました。でも、私はこのことでとても教会が好きになりました。学校だったら「自分でやりなさい」と言われるところなのに、先生が書いてくれたことに私はすごーく感動したのです。 「神様を信じてる人はなんてやさしいんだろう!」

 毎週の日曜学校のあとに、ストーブの上のやかんがしゅんしゅんと沸くのを聞きながら練習をしたのを覚えています。

 そしてクリスマスの日、私はおどろきと感動につつまれました。がんばって練習していたにもかかわらず、なんと私は「もろびとこぞりて」の歌詞を知らなかったです。クリスマス礼拝の時にきいたその讃美歌はとても不思議なものでした。
「♪シュワキマセリ シュワキマセリ シュワーシュワーキマセリ」 ”なんだこの歌は? シュワシュワしていてなんだかサイダーのような歌だなあ。”と、その歌詞のさわやかさにおどろいたのです。そして、教会でのクリスマスは「あぁここに本当の神様がいる!」 と子ども心ながら深く感じたクリスマスでした。

 その後もずっと教会に行っていたにもがかわらず、「もろびとこぞりて」のシュワシュワしている歌詞の意味がわかるようになったのはだいぶ後になってからでした。

 まだ歌詞の意味がわからない方も、よくわかっている方も、ぜひほんもののステキなクリスマスをお近くのキリスト教会で過ごしてみてくださいね! わからない方はそっと教会の牧師さんにうかがってみてはどうでしょうか? そして、あなたのそばにいつもいてくださる神様と出会ってほしいと思います。