〈福音誌〉恵みのおとずれ 2001年4月号

イースターに卵をプレゼン卜する習慣については、いろいろな説があります。ヨーロッパに残っているイースターと卵の童話などが世界各国に広まり、イースターエッグやイースターラビットの習慣になったと思われます。代表的な話を紹介しましょう。

 ひとつは、イエス・キリストが十字架にかかって死なれ、三日目によみがえられだことをお祝いするイースターに、古代から新しい命、永遠の命などの象徴であった卵を食べる習慣になったというものです。

 もうひとつは、ドイツでのききんに由来するものです。昔ドイツでひどいききんがあり、翌年のイースターに例年のようなごちそうが作れなかったお母さんだちが、卵に色をつけてごちそうの代りに贈り物にしたというものです。村中のお父さんとお母さんが、子どもたちに秘密で準備を進めました。そしてイースターの日、森の中に色つき卵を隠しておき、子どもたちに卵さがしをさせました。きれいな卵を見た子どもたちはとても不思議に思いましたが、ちょうど飛び出してきだウサギを見つけて、ウサギが卵を産んだ、と大喜びしたということです。

 今年のイースターに、教会やデパートなどできれいなイースター工ッグやウサギを見かけたら、こんな話をちょっと思い出してみてください。