被災状況化の地域での教会活動が、そのまま支援活動として用いられています。先生方や働き人たち、そして信徒の方々の疲れのいやし、そして明日の礼拝の祝福を祈りください。

(災害対策室)

川尻キリスト教会、シャロンキリスト教会 (上田努 師、上田恵美子師)より

8月7日(金)

この日は、八代(やつしろ)のシャロンキリスト教会でのサマースクールでした。

八代市は被災地ではありますが、現役世代の方々は普通に仕事に行っておられます。そのため、8時過ぎに子どもを預けたいと言われるお家が時々あり、今日もそうでした。

そこで私とバディの神学生が2人で先に川尻(かわしり)教会を出ました。朝の7時前に出ましたが、八代に着いたのは8時40分で、1時間40分と、地震前の倍の時間がかかったことに驚きました。

今日のプログラムも基本的にはいつもと同じです。午前中は勉強、昼食前に聖書の話、昼食を食べてからは自由時間、3時からはおやつと掃除で、4時にはお迎えが来て解散でした。

今日の聖書の話は、神学生がしてくれて、視覚教材もをい、分かりやすく子どもたちに神様のことを話していました。

この日の昼食は豚汁でした。この具材は本渡基督教会と牛深キリスト教会からの提供で、おいしい豚汁が出来ました。中山雄先生をはじめ、本渡と牛深教会の皆さんに感謝していただきました。

自由時間はめいめいが何人かの子どもたちと楽しく遊んでいました。そして、おやつには差し入れのあった果物と、川尻教会の信徒から教えてもらった、カルピスシャーベットを出しました。カルピスシャーベットは、原液のカルピスを水で薄めたものをバットに入れて凍らせるだけの簡単な物ですが、これがとても冷たくて好評で、子どもたちは何度もおかわりしていました。

この日の参加者は16人でした。そのうちの4家族がお迎えの後に牧師館のシャワーを借りて帰りました。

サマースクール中に、2人の信徒が、水をもらいに来ました。実は中山先生が昨日、熊本市のお店で大量の飲料水を買ってきてくれたので、それをシャロン教会の人たちに連絡したところ、取りに来てくれたのです。その水をポリタンクに入れて帰られました。

帰られる時に、多めに作っていた豚汁をお裾分けしました。また、断水のご家庭は、お米を炊くのが一苦労だと分かっていたので、教会で一升のお米を炊いて、おにぎりにしてお2人にお渡ししました。私はこれを、「炊飯支援」と名付けました。

サマースクールの後、町内会長がシャロン教会を訪ねて来られました。それは地下水の確認のためでした。

会長いわく、自分の家もそうだが、近隣の多くの家で地下水が止まってしまい、困っているということでした。地下水業者は100件待ちらしく、今年中に出来るかどうか分からないので、上水道に切り替えるつもりだ、と話してくれました。

それを聞いて、私も心揺らぎましたが、まずは水圧のいやしのために祈ることにしました。

また、火曜日に物資を持ってきて、それからずっと手伝ってくれていた、中山先生と高校生が帰る時になりました。

私たちは感謝して中山先生たちを送り出し、先生の車のボンネットに大きく書かれてある「チャレンジ」という言葉が胸にとまり、チャレンジする思いが与えられました。

全てが終わると19時近くになり、子どもたちを連れてきたこともあって、すき家の牛丼を買いに行きました。

そこで驚いたのは、すきパスという割引券を買うことが出来なかったことです。なぜ買えないのかと聞くと、入ってこないからということでした。

物流の面で不安がありながらも、懸命に戦うすき家の店員たちの姿を見て、改めて「すき家、大好きや」と、すき家の中心で愛を叫びたくなりました。

帰宅した戦士たちは、すぐに泥のように眠りました。「チャレンジするのは明日からにしよう」、そう思いながら。