月刊アッセンブリーNews 2013年8月号

愛がくれるチャンス

中原 信恵 (中国教区長/広島神愛キリスト教会)

牧師家庭で育った私は、 幼い頃から「神、罪、救い」について学ぶチャンスが与えられました。後で両親から聞いたのですが、「神様に任された、24時間一番近くにいる魂」として、私達姉妹を育ててくれたようです。

そんな私が、本気でイエス様を救い主として受け入れたのは、小学1年のある事件を通してでした。幼稚園では必ず表彰状を貰(もら)うほど徒競走が得意だったのですが、小学校最初の徒競走で4等になりショックを受けていた時に、審判係りから渡された2等の旗を受け取ってしまったのです。その瞬間から心の中で「これ違います。」という思いと、「いや、私は悪くないもん。間違えた人が悪いんだ。」という思いが戦い、ついに後者が勝ってしまったのです。あれ程嬉(うれ)しくない賞状と、心拍数が一気に上昇していった苦しい経験は初めてでした。

家(教会)が近付くにつれ、じっと見つめておられる神様の眼差(まなざ)しを感じました。母に賞状を見せ、暫(しばら)くして弁解しながら全てを打ち明けた私に、「それは信恵の罪だよ。でもあなたを愛しているから、その罪を赦(ゆる)すためにイエス様は十字架で死んで下さった」と個人的に語ってくれました。「イエス様ごめんなさい! ありがとう!」と何度も何度も祈る中で、「赦して貰った!」という喜びが湧(わ)き、悔い改めの涙は喜びの涙に変えられました。(その後、学校にも謝罪し、賞状は本当の該当者に渡りました。)

私も神様の召しによって、神様を伝える者にならせて頂きました。今でも、あの時の赦された(愛されてる)喜びや感動は、はっきり覚えています。私の救いの為に祈り続けてくれた主の器達、そして、その器達を起こして下さった天の父なる神様の愛によって、失敗だらけの私も神の子供として生かされています。神様の憐れみの中を生かされる人生は、驚きの連続です。

私達を愛し、赦し、救い出して下さった神様は、クリスチャン一人一人に〝救いを待っている愛する魂〟に、〝出会うチャンス〟を下さいます。「今だ!」という時を大切に、天のお父様の声をしっかり聞いて従っていきましょう。喜び叫びながら、収穫しましょう!