月刊アッセンブリーNews 2015年5月号

ペンテコステ教会の命

三宅 規之 (めぐみ福音キリスト教会)

誕生日は自分の命やルーツなどを考える良い機会になりますね。私は自分の三人の子供たちの誕生日には、彼らが生まれたときのことや、そのとき父親の私がどんなに嬉(うれ)しかったかを話すようにしています (最近は「その話はもう何度も聞いた」と嫌な顔をされますが)。まもなくペンテコステですが、ペンテコステ記念日は教会の誕生記念日です。この機会に教会の命やルーツを思い起こし、聖霊の恵みを受けた者としての使命を再確認してまいりましょう。

第一に、教会のルーツはペンテコステの日にあります。教会はイエス様の十字架と復活、そして聖霊の降臨なしには生まれませんでした。世界中のどんな教会も、そのルーツをさかのぼるなら、このペンテコステの日に生まれた教会につながり、そしてカルバリのイエスの十字架と空っぽになった墓に辿(たど)りつきます。私たちの信仰もこの数千年に渡る信仰の命を継承しています。是非この命を次の世代へとつなげてゆくクリスチャン、教会となりましょう。

次に、私たちの信仰のルーツはペンテコステにあります。私たちは「ペンテコステ派」に属する者です。二十世紀初頭、使徒の働き2章の記録と同じ体験を今でもすることができると信じる群れが生まれ、猛烈な勢いで世界中に広まったのがペンテコステ運動です。私たちはこの信仰のルーツをも大切に考え、今も生きて働かれる主が聖霊で満たし、異言を伴う聖霊のバプテスマの体験を与えてくださることを信じ、継承していきましょう。

最後に、私たちの使命は宣教です。ペンテコステの日に集まっていた弟子たちは小さな集団でした。他人から見て、取るに足らない集団でした。しかし彼らには使命がありました。イエスが全人類の罪の身代わりとなって十字架に架かり、よみがえってくださった喜ばしい知らせを世界中の人に伝えることです。

不法がはびこり、愛の冷えたこの終わりの時代に、私たちペンテコステ教会に託された使命は大きなものです。聖霊なくして教会は存在しません。そして、教会が存在する目的は宣教です。宣教なくして私たちはペンテコステ教会の命を保つことはできません。宣教のために聖霊に満たされることをひたすら求め、主の証人として前進していきましょう。