月刊アッセンブリーNews 2016年12月号

主の栄光はあなたの上に輝く

郡 美矢 (広島基督教会)

「起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り
主の栄光はあなたの上に輝く。」
イザヤ60章1節(新共同訳)

ルカによる福音書には、イエス様のお生まれになったその日、御使(みつか)いがベツレヘムの田舎の名もない羊飼いたちに声をかけ、救い主イエス様の誕生を知らせたことが記されています。

神さまは、ご自分の気持ちを伝えたい、どんなに人間を愛しているか、わかってほしいと願われました。そして、ひとり子のイエス・キリストが、神さまのことばとなって、この世に来られたのです。「言(ことば)の内に命があった。命は人間を照らす光であった」(ヨハネ1:4)と聖書に書いてある通り、イエス様は神さまの言葉であると同時にすべての人を照らすまことの光です。

この季節になると、街のあちこちでクリスマスイルミネーションが点灯します。なぜか教会よりも賑(にぎ)やかに、美しく・・・・・過去に住んでいたカナダでも、一般の住宅にクリスマスイルミネーションが、個性的にしかも凄(すご)くゴージャスに飾られていたのを思い出します。

美しく彩ったイルミネーションの中、賑やかな街中で、人々は喜びや楽しみを見つけようとしますが、まことの光、暗闇を照らす光、栄光の輝きは、そのような中に現れず、羊飼いのところに現れてくださいました。羊飼いたちは、神さまから与えられたひとり子によって、まことの喜びを得たのです。

聖書時代の羊飼いは皆から見下されて、仲間はずれにされているような人たちでした。今の時代にも、自分のことをそのように感じている人々が多くいるのではないでしょうか? しかし、神さまの目に価値のない人などひとりもいないのです。すべての人を照らし輝かす、まことの光であるイエス様の誕生の知らせを、私たちは伝えずにはいられません。救い主に出会うことによって神さまの憐れみを知り、傷ついた心がいやされ、新しくされるからです。

街中のイルミネーションはいずれ消えてしまいますが、この「すばらしい喜び」は、どのような状況でも決して消えることのない永遠に続く喜びです。神さまの恵みは絶えず私たちに注がれています。イエス様は、私たちを救うために、愛を表わすために、喜びを与えるために生まれて来てくださいました。

さあ、私たちを照らすこのまことの光を、ますます輝かせながら、羊飼いのように大喜びし、イエス様の誕生を祝い、「すばらしい喜び」を伝えていきましょう。