月刊アッセンブリーNews 2017年12月号

クリスマスメッセージ
「最高の贈り物」

堀川 寛 (広島基督教会)

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子(みこ)を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(ヨハネ福音書 3章16節)

神はなぜ人間に直接、永遠のいのちを与えられなかったのか? なぜひとり子をこの世に送り、その御子を信じる者に永遠のいのちを与えるという―めんどうな―手続きを取られたのだろうか。

そこには二つの明確な目的がある。一つは、人間が目で見、耳で聞き、手で触れることのできる形で、神の愛を確認するためである。長い人類の歴史から見れば一瞬の出来事であったが、確かにイエス・キリストはこの地上に存在し、死んでよみがえられた。弟子たちはその証人となるために選ばれ、そばに置かれた。もしその事実がなければ、私たちは神の愛を疑い続けたことだろう。

もう一つの目的は、人間に「信じる」という応答のチャンスを与えるためである。かつて最初の人アダムは、たった一つの命令に背(そむ)き、神からの信頼を裏切った。人間に人格を与え、意志を備えられた神は、人間に神からの信頼をもう一度回復するチャンスを与えられたのだ。

それも、漠然(ばくぜん)と信じるのではなく、御子を信じるという明確な仕方で神から差し伸べられた手を握(にぎ)りしめるのである。その瞬間に私たちは、確かに神に結びつき、滅びから永遠のいのちに移されたと実感するのである。

神からの最高の贈り物を、「信じる」という方法で受け取っていただきたい。