『私たちは、何を求めて
 祈るのでしょうか。 
 静まって
 主に聴くことから。』

新・祈りのコラム(10)

月刊アッセンブリーNEWS  2015年 1月号

伊豆仁田キリスト伝道所
森田さゑ子
Saeko Morita

私たちは、何を求めて祈るのでしょうか。
静まって主に聴くことから。

 私たちは、旧・新約聖書に、信仰の先人たちがどのように神様に祈り求め、神様ご自身によって信仰の歩みを導かれたかを学ぶことができます。私たちの祈りを導いてくださる聖霊は、みころにかなう祈りが何であるかをみ言葉によって教えてくださいます。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうに私の弟子です。そしてあなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」(ヨハネ8・31、32)

 みことばにとどまり生かされるとき、御霊の実(愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制)が私たちの人格の中に形成されます。私たちの生き様が私たちの周りの人の祝福となるように祈りましょう。

 ある日、突然、教会に隣接する民家が取り壊され売却されることになりました。駐車場に是非との願いが起こされ、私たちは主に祈り、一人ひとりが捧げました。求道中の人や、日常、地域でふれあっている未信者の人からの支援もありました。さらに契約日の一週間前に、ボランティアの仲間で融資してくださる主婦を遣わしてくださったのです。ハレルヤ! すべての人の主である神様は、神様の方法で必要のすべてを備えてくださいました。主の御業に心が震える思いでした。すべての栄光は主にあります。アーメン。

 私たちは神様から認められて福音を委(ゆだ)ねられたキリストの証人なのです。静まって主の御名が崇(あが)められみこころがこの地になるように祈りましょう。生活の現場で日々主から与えられた恵みを隣人に分かち合いましょう。

(※イメージです)