「信・行」
内村 保 (総務局長/那覇アッセンブリー教会)
「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって 悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」 (マルコ16:15~18)
今年の1月、会議で上海へ行く機会が与えられた。約2400万人が住む大都会だった。近代化が進む中、クリスチャンの活動も大きく変わっていた。数年前にこの地に来たことのある外国人は、その時、現地の人から、「公の場では、教会、牧師、聖書、信徒等のキリスト教用語は話さないように。」と言われた。ところが、今回は、ホテルのレストランという公の場で交わされえる挨拶(あいさつ)の中にも、前述の言葉が使われ、教会の様子を紹介したりしていた。何も迫害がなくなったかというと、そうでもないらしい。昨年、中国のあちこちで信徒訓練所が閉鎖された。しかし、彼らは、「また作ればいい。」と少しも後退したり、あきらめたりする気配はない。むしろ、魂の救いは、次々と拡大している。
何が秘訣なのだろうか聞いてみると、彼らは、「(1)真の神を神としている。 (2)み言葉をそのまま信じている。 (3)神にゆだねる。 (4)神と行動する。」というクリスチャンとして当たり前と思われることが、しっかりとなされているということが分かった。
新しい年が始まり一か月が過ぎた。年始に決心したことは続いていますか? ペースが遅くなったり、継続できないものも、もう一度ペースを戻し、継続していきましょう。
1. 真の神をあなたの神と信じていきましょう!
2. 神のみ言葉が、あなたの教会で、職場で、学校で成就することを信じましょう!
3. あなたの信じている神にゆだねましょう! 主はあなたに良きご計画をお持ちです。
4. 信じている神、聖霊様と共に大胆に行動していきましょう!
そして、何よりも魂が救われることを信じましょう! 「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」(マタイ19:26)
御霊の輪、愛の広がりが、あなたから、教会へ、教区へ、教団へ、世界へ広げられていくことを信じ続け、ゆだね続け、行動し続けていきましょう。