「共に祈り合おう」
平塚の地に開拓がスタートして、丸十年の月日が流れました。
6月、韓国の梧山里祈祷院において、十年間の感謝とこれからの歩みのために、ひさしぶりの断食祈祷をさせていただきました。
月刊アッセンブリーNEWS
1999年 9月号掲載
月刊アッセンブリーNEWS 1989-1999に連載された「祈りのコラム」からいくつかピックアップして掲載。
あなたの祈りの生活に励ましを与える小品集です。
「共に祈り合おう」
短い断食は時々していましたので、今回は長くても三日と少しということで、断食に関しては何の心配もしていませんでした。
ところが断食二日目、思ったよりも体調が不調になり、起きるのにも歩くのにも「神様助けて下さい。」という状態になりました。ちょうどこの日は水曜日で、私共の教会の祈祷会の日でした。兄姉が祈ってくださっている事をこれほど感謝したことはありません。また、木・金曜日と続けて連鎖断食の日でもありましたので、私のために祈ってくださっていることが大きな励みであり、力でした。
一年目には、祈り合う兄姉のいない小さな始まりでしたが、十年の月日の中で、共に祈り合い、支え合う事のできる兄姉を主が加えてくださった事は、ほんとうに感謝です。
共に祈り合えるという事は、1+1が2ではなく、3にも4にも、もっと大きな力となる事を覚えさせられます。
《執筆者》
阿部 栄子
アッセンブリー平塚キリスト伝道所