《福音》恵みのおとずれ 2000年 1月号

 1999年の日本は長引く景気の低迷、産業の構造転換が就職難や雇用の不安を起こしました。また、これまで安全といわれてきた新幹線や原子力、コンピューターなどのハイテク分野でも安全という神話が崩れていきました。

 世界各地では地震などの災害や内戦が続き、私たちは「先行きが不透明な時代」、「確かに信頼できるものがなくなっている時代」を生きているように思います。

 新しい年を迎え、誰もがよい年であることを願い、様々な計画を立てます。

 聖書はこうした時代にあって、私たちに「将来」と「希望溢れる人生設計」を明確に約束しているのです。

 それはイエス・キリストの伝えた福音(グッド・ニュース) です。

 その福音によれば、人聞は全宇宙の創造者であり唯一なる真の神によって造られました。その神は全知・全能の力を持って、愛する人間にすばらしいご計画を持っておられましたが、人間はその神に背を向けて、自分本位な道を歩み始めました。

 この神を無視する「自分本位」であることが人間の人生に神の祝福が現されることを妨げているのです。

 「自分本位な道」とは神が与えようとしておられる「将来と希望に満ちた祝福の道」ではありません。神から受けるべき祝福を、他の何かによって満たそうとする生き方です。ですから、人間は「これをすれば」、「あれを持てば」何か充実した人生を過ごせると考えます。

 しかし、人間が何かを得ても、もしそれが神が与えようとしている「ホンモノ」でない限り、満足することはできません。いつも「虚しさ」が心に残るのです。人間はこの「虚しさ」をかき消そうとさらに、何かを追い求めるサイクルの中にいるのです。

 イエス・キリストはわたしたち人間が一度背を向けた神からの和解の仲介者です。
 
 キリストは私たちの「自分本位」の人生のつけをゆるし、代わりにすべてを背負って下さり、私たちを新しい将来と希望に満ちた神の道へと導かれるお方です。
 
 「自分本位の道」から180度方向転換し、神様があなたに用意された将来と希望に満ちた道を歩みましょう。
 
 「自分本位の道」は「何かを求めて、探しまわる人生」ですが、「神の祝福の道」は「神が与えてくださる祝福を毎日発見し、体験する人生」です。
 
 あなたがたイエス・キリストにより、神と和解し、正しい関係が築かれるならば、あなたの霊と魂、からだと生活の中に神の祝福を体験することができます。
 
 新しい神との関係は交わりによって深められる必要があります。神を知るために聖書を読み、父なる愛の神、祝福に満ちた唯一の神に、祈りによって語り掛けましょう。
 

文・三箇義生