ウクライナ侵攻22日目・難民の状況

祈りのリクエスト

ウクライナ|Prayer Request from Ukraine

ウクライナ


ウクライナのリーダーより

  • ほとんどの教会堂は市民のためのシェルターとして使っています。
  • 牧師が食糧と支援物資を提供しています。
  • 多くのお年寄りはアパート建物の中で動きが取れなくなっており、何日も水や食料に欠いています。
  • すべての教会の地下室が爆撃からのシェルターとなり、市民でいっぱいです。
  • バラバラになっている家族のため、また愛する者を失った方々のためにお祈りください。
  • 戦争が激しいところから避難する人々の安全をお祈りください。
  • ウクライナとロシア両軍の兵士の敵意が静められ、平和が訪れるようにお祈りください。

ロシア、ベラルーシ| Prayer Request from Russia and Belarus.

両国のクリスチャンは、戦争に反対することを公然と話すことができないため、非常に困難な状況にあります。

ロシア
  • 世界中からの多くの宗教指導者たちはロシアに戦争をやめるよう訴えています。
  • フランシス教皇は日曜日に次のように述べています。「神の名によりあなたに願います:爆撃と攻撃をやめなさい!虐殺をやめなさい!」
  • 3月4日に出されたロシアの新しい法令により、戦争に反対する発言をした場合、最長15年の懲役が科されているため、ロシアのクリスチャンはこのような厳しいところに置かれています。
  • ロシアの裁判所は、日曜日の説教中に軍の信用を傷つけたとして、正教会の司祭に35,000ルーブルの罰金を科しました。
  • 270名の正教会司祭と役員は戦争を直ちにやめ和解するように声明をだしました。「私たちの兄弟姉妹であるウクライナの人々が不当な判決を受けていることを深く悲しみます。いかなる人の命も神にとって高価でかけがえのない贈り物であることを思わされています。私たちはすべての兵士―ロシア軍およびウクライナ軍―が家に帰り家族と平和に暮らすことを切に願っているということを知ってください。」
  • ロシア福音同盟の総務局長ヴィタリ・ウラセンコ師は3月12日に公の文書をもって、政府が下した決断に対し”憤りと遺憾の思い”を現わしました。「私はわが国が、独立国であるウクライナに対してこの度(たび)行っている軍による侵攻を非常に悲しむ」
  • ロシア福音教会の多くのリーダーたちが、今起こっている「無分別な流血行為」を批判する手紙に署名しました。「いかなる政治的関心も理念も罪なき者の殺害を正当化はできない。高齢の男性、女性や子どもたちが死んでいます。両国の兵士たちも死んでいます。都市とその施設、インフラは破壊されています。」
  • 正教会の信者はロシア正教への忠誠とウクライナ教会との間に挟まれています。ロシア正教会(ROC)のモスクワ総主教区の下にあったウクライナ正教会(UOC)の間で2014年に始まった緊張は、彼らが分離した2019年に最高潮に達しました。
  • ロシア総主教キリル師とウクライナ総主教バルトロマイ師との間の和解と一致がなされるようお祈りください。
  • ウクライナに居るロシア正教ルカが中心となり、90トンの食料と薬をマリウポリに運んでいます。

ベラルーシ| Prayer Request from Belarus.

ベラルーシ
  • 福音派のリーダーとクリスチャンがウクライナの状況に同情し、(ウクライナの難民を助けることは許可されていませんが、)間接的に彼らを助けています。
  • あるリーダーはこう書いています。「兄弟方、どうぞベラルーシのためにもお祈りください。政府は軍隊をウクライナに送ろうとしていますが、私たちは投獄も覚悟で、反対をおおやけに宣言しています。ベラルーシの福音派は祈りと断食によって終戦のために一致して祈っています。」
  • ベラルーシは力強いペンテコステの運動があり、宣教を行なっています。

ポーランド|Prayer Request from Poland.

  • ポーランドは最も大勢の難民を喜んで受け入れています。ポーランドの言い伝え「家に迎えた客は、家庭におられる神です」により、難民の方々をあたりまえのように歓迎しています。
ポーランド

ポーランドの理事長マレク・カミンスキ師はポーランドとウクライナの以下の祈祷課題を送ってきています。

  • 戦争が終わるようにお祈りください。
  • 家族を失い所有物を失った人々のために。
  • 国境を越えるにあたって安全であるように。
  • ウクライナの教会及び政府が、この悲惨な状況の中で国を導いていくことができるように。
  • ポーランドの教会が聖霊に満たされ、愛と敬虔さをもって働きをするように。
  • 物資の供給とそれを仕入れるお金が与えられるように(ウクライナおよびポーランド)。

モルドバ| Prayer Request from Moldova

ビクトル・パバロフスキ理事長はウクライナの難民受け入れに当たって、以下の状況を覚えて祈りの要請をしています。

  • 難民が直面する困難な状況のために祈ってください。
  • ウクライナからモルドバに30万人以上の難民が入ってきています。
  • ほとんどは女性、子供であり、18-60歳の男性はウクライナを離れることが許可されていません。
  • 難民をできるだけ多く受け入れるように教会に働きかけています。
  • 人々にはストレスがあり、心情的にも影響を受けています。ある人たちは医師の指導や入院が必要です。
  • 国境の近くにある教会は難民が国境を越えてきたら、すぐに食べ物と移動手段と宿泊場所を提供しています。
  • 多くの人たちが、愛をもって必要な人たちをケアしていることを見て、私たちはとても感動しています。

ルーマニア| Prayer Request from Romania.

ルーマニアの教会のリーダーからの祈りの課題:
ルーマニアにある全教団は難民のための住む場所の提供ができるよう手配しています。このような動員は私たちの歴史上なかったことなのですが、熱い祈りをもって取り組む必要があります。

ルーマニア
  • 戦争が速やかに終わり、人々が自分の故郷に帰って元の生活に戻れるように
  • 病人や傷ついた人たちが適切な医療ケアを受けられていない。この悲劇のために健康、家族、財産を失った人々の精神的および肉体的な癒しのために。
  • 逃げることを余儀なくされた難民が、主の霊によって励まされ、その旅路が守られ、再び家族と喜びの再会を遂げることができるように。
  • 戦争に関与しているリーダーたちに、知恵が与えられ、流血を止めるあらゆる策を行なう勇気が与えられるように。そしてウクライナとヨーロッパ全土に平和が来るように。
  • 福音を宣べ伝えるために。戦争の影響を受けて困難を経験する人々が、平和の君であり、悪の力からすべての人を救うために来られた御子に導かれるように。
  • この10年間で自由が失われつつあるロシアの人々のために。すべての人々の平和と自由というクリスチャンの新しい価値観を肯定する視点と勇気が彼らに与えられますように。
  • ウクライナ、ロシア、そして彼らと国境を接している国々の教会のために。私たちの救い主がなさったように、教会が一つとなり、敵を含めたすべての人々に愛を現わすことができるように

これらの国々のための祈りに加わって下さり感謝します。どうぞこの祈りを執り成しの祈り手に拡散してください。祈りがさらに効果を増しますように。