月刊アッセンブリー| 2010年5月号

あなたがたもあかしするのです

小田島幹彦 (JAG理事/篠原教会)

 御霊が注がれると私たちは力強いキリストの証人と変えられます。御霊はキリストを現実的に示されます。今まで知識として理解していた真理が、突然生きた真理となります。キリストへの洞察が深められ、その結果、キリストを証しないではいられなくなるのです。

御霊はいつも働いておられますが、迫害や苦難の中で特に力強く働かれます。初代教会の力強い宣教、信仰覚醒の時代に見られる力強い宣教は、まさに迫害や苦難の中でなされたものでした。日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド(JAG)の歩みにおいても同じことが言えます。御霊は今も苦難の中で戦う諸教会において宣教のわざを進めておられるのです。

私たちは何とかしてひとりの魂を救いに導きたいと願い、様々な伝道方法を研究し、伝道で成功している教会を訪問するなどしてその成果を得ようと努力するかもしれません。けれども期待したような結果を得られずに失望感だけが残るというようなことが多いのではないでしょうか。私たちの熱心さは尊いものですが、魂が救われるのは何よりも真理の御霊の働きです。だれでも聖霊によらなければ「イエスが主である。」と告白することができません。真理の御霊は「罪について、義と救いについて、裁きについて」世の人々の目を開き、悔い改めに導かれます。

ヨハネの福音書15章27節において主イエスは「あなたがたもあかしするのです。」と言われました。主イエスは弟子たちが聖霊に満たされて全世界に出て行き、福音を宣べ伝える姿を見ていました。今日も主イエスは迫害にも負けず、苦難をも耐え忍び、ついに魂を救いへと導いていく信仰の勇者、キリストの証人とされた人々を見ておられます。通常御霊は単独では働かれません。私たちと共に働かれます。「あなたがたもあかしするのです。」ここに主の約束と期待が表れています。私たちはその期待に応えなければなりません。

今、日本の教会に必要なのは真理の御霊の働きです。今年もペンテコステの日を迎えます。キリストの証人として選ばれた私たちアッセンブリー信徒は、改めて真理の御霊を求めて祈り、御霊と共に主を証し、主のご期待に応えてまいりましょう。

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