月刊アッセンブリーNews 2014年2月号

極寒での働き

福森 光敏 (北海道教区長・神居キリスト教会)

昨年の冬、道北、道東で猛吹雪のため9名の人が亡くなった。吹雪で車が動かなくなり、中に閉じ込められた母子4人が亡くなったり、小学生の娘を一晩中覆いかぶさってかばった父親が亡くなったりした。北海道の冬は厳しい。

教会も影響を受ける。雪や吹雪のひどい時は、午前10時半から礼拝を始めることができずに、午後から行う教会があった。雪のために教会まで行けず、礼拝を休まざるを得なかった人は紋別、名寄、北見、釧路、岩見沢の各教会にいた。

暖房の費用もかなり必要である。教会によって異なるが、ひと冬に十数万円から二十数万円に及ぶ。それに加えて除雪費用もかかる。雪の最も多い岩見沢では、昨年2mの積雪があった。これでは自分たちで除雪することができず、専門業者に委託せざるを得なかった。費用はひと冬に20万円以上を要した。札幌神召も同様である。名寄も一部委託している。札幌東はロードヒーティングを採用しているが、これには燃料費がかなりかかっている。

除雪機械を購入して自分達で除雪を行っている教会は、名寄、北見、旭川で、雪の多い日は除雪をするのに半日もかかる。寒さの最も厳しい所は名寄、旭川、鷹栖、北見、帯広で、最低気温はマイナス20~30度まで下がり、最高気温もプラスにならない日(真冬日)が通算3か月以上にもなる。火の気のない部屋にプリンターを置いておくとインクが凍ってしまい印刷が出来ない。機械を暖めてから行う。寒い日はストーブを夜中もつけっぱなしにしている。

北見や紋別が無牧の時、100~150㎞離れた近隣教会の牧師が礼拝の応援に行ったが、吹雪の時は命の危険にさらされ、事故に遭わず無事に帰って来れたことに主の深い守りを覚えた。一方、吹雪の中、教会を捜し訪ねて来た未信者の婦人がいたのには励まされた。

「彼らが叫ぶと、主は聞いてくださる。そして、彼らをそのすべての苦しみから救い出される」(詩34:17)。北海道の諸教会はこのような困難な中で主に助けられて歩んでいる。私たちの生活の中には様々な困難があるが、主はそのすべての苦しみから私たちを救ってくださるお方である。互いに祈り合い、主のみ業を拝していこう。

「多くの人々の祈りにより私たちに与えられた恵みについて、多くの人々が感謝をささげるようになるためです」(IIコリ1:11)。