月刊アッセンブリーNews 2015年2月号

労苦の秘訣

村上 恵子 (七條基督教会)

「このために、私もまた、自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。」 コロサイ1章29節

今年こそ家族・友人が救われますようにと祈り願っているクリスチャンは多い。あなたもその内の一人でしょう。今までどれほど祈り、伝える努力をしてきたことでしょうか。

伝道者パウロは救い主イエス・キリストを伝えるのに労苦しました。どうしたら信じるだろうか。相手の置かれている状況を考えました。相手を愛し、受け入れ、忍耐強く語り続けました。反対されて追われることもあり、投獄も経験しました。それでも福音を伝える情熱は失せなかったのです。その秘訣は何だったのでしょうか。

パウロの力はクリスチャンを育成し、正しく教え導くためにも注がれました。信仰の成長には時間がかかります。つまずいて信仰から離れていくクリスチャンにパウロは心を痛め、涙したに違いありません。労多く実りが少ないことを経験したのもパウロです。

彼の労苦と奮闘は現代日本のクリスチャンである私たちのものと何ら変わりありません。彼は労苦と奮闘の秘訣を、「自分の内に力強く働くキリストの力による」と明らかにしています。自分の知恵と力をはるかに越えたイエス・キリストの力が、自分の内に力強く働くのを経験しました。私たちの内にいますキリストは、その全能の力を私たちクリスチャンに向けているのです。キリストの知恵を与え、強め、私たちを内から変えていくのです。何と心強いことでしょう。あなたがどんなに弱くとも問題ではありません。キリストを伝え、教えていくのに知恵と能力が乏しくとも問題ではありません。私たちクリスチャンは、「自分の内に力強く働くキリストの力によって」これからも労苦し、奮闘し続けることができるのです。

あなたは今、自分の内に何を見ますか。自分の弱さですか。足りなさですか。それとも、そんな自分に力強く働くキリストの力でしょうか。天地を創造した力、贖あがないを成し遂げた力、復活の力、全能者の力があなたに力強く働いているのです。目を閉じ、耳を澄ませましょう。心の目であなたの内に生きておられる永遠の生命であるキリストを見ましょう。このキリストこそが、あなたを照らし、知恵を与え、力を満たして下さるのです。