月刊アッセンブリーNews 2015年12月号

クリスマスプレゼントは神の愛

林田 啓子 (阿南神召キリスト教会)

クリスマスほど、うきうきした祭りは他にはないでしょう。お互いにプレゼントをかわしながらお祝いします。それは父なる神が御一人子(おんひと りご)を私たちにプレゼントしてくださったことを喜び、お祝いする日だからです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子(みこ)を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16) 神は私たちを愛されました。私たちは愛されています。

ある時のことです。私はイスラエルのキブツ(農業共同体)で、朝の作業中に滑って転んで、背中の全身打撲をし、おまけに尾てい骨が折れてしまうというひどい目に遭(あ)いました。痛かったのはもちろんですが、もっと辛(つら)かったことは医師がどこも折れていないと誤診したために、怠け者扱いにされてしまったことでした。日本人は誰もいない中で、苦痛と孤独の戦いが始まりました。動けなくなって、骨折がわかり、公に療養できるようになったのは、一か月後ぐらいからでした。クリスチャンのいない所で迎えたクリスマスシーズンのことです。

泣きながらお祈りすることの多かった日々の中に、光が差し込みました。ある日、2人の訪問客がありました。私にプレゼントを届けに来てくれました。一人はブロンドの髪をした若い女性、もう一人は韓国の若い男性、全然知らない人たちでした。その人たちが私の寝ている部屋に来て、お祈りしてくれたのです。まるで、天使がやってきたかのようでした。静かな祈りと交わりの中で、神の深い臨在に触れ、私の飢え渇いていた魂は喜びに溢(あふ)れました。主が私のことを覚えていてくださったのです。忘れておられませんでした。

キリストは私たちの中に生きておられます。また、私たちはキリストの中に生きています。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」(ヨハネ1:14) 神は人となられたキリストを通して、具体的に愛を示されました。その愛の究極が十字架でした。十字架は私たちに自由と解放、復活の希望を与えてくれます。どんな暗闇の中でも神の愛と栄光は輝いています。神の愛と復活の力によって、私たちの人生はよみがえるのです。