祝福された信仰生活の5原則(5)

献げる幸い

教団ニュース・アッセンブリー
2003年12月1日発行 通巻第579号

神を拝む生活の結果として

 九州のある教会で、奉仕をさせていただきました。
 礼拝プログラムの中に、献身の時(献金)とありました。そして礼拝者ひとりひとりが講壇に進み、礼拝献金と聖別(月定)献金等をささげました。献金をささげるとき、自分の全てを献げる「献身」のしるしとなっていました。
 このように、正しく神に聞き、語り、拝む生活の結果として、奉仕と献金があります。この順序が狂うと、仕えること献げることは、義務や義理だけの重荷になってしまいます。

執筆者 長澤 忠雄
熊本聖書教会 牧師
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スチュアードシップの意味

 「横文字」に挑戦しましょう。
 「スチュアード」とは、英語で「管理人」という意味です。「スチュアード」に、「シップ」がつくと「管理人としての在り方」「よい管理人としての道」ということになります。
 管理者は、有能であると同時に忠実であることが最大の資格でした(第1コリント4:2)。つまり、「スチュアードシップ」とは、所有主の意志に対して、所有主の最高の利益のために忠実に努めるという意味です。

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クリスチャン・スチュアードシップ

 日本基督改革派教会の『礼拝指針』に、「…神が万物の所有者であって、われわれは単に生命と所有物との管理者にすぎない」と述べられています。これが「クリスチャン・スチュアードシップ」であります。
 良い管理人としての在り方は、「財の管理」は、もちろんのこと「時の管理」、「福音の奥義の管理」、「賜物の管理」が含まれています。ですから、神から委ねられた管理は、献金においてだけではなく、わたしたちの全存在と全生活を献げることのなかに、表われます。

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財の管理-献金

 献金は、本来神のものであるわたしたち、およびわたしたちに属するいっさいのものが神のものであるとの表明として、その一部を「聖別」して神にお返しすることです。
 私たちの場合、結婚当初より新改訳聖書のケースに「空の鳥を見よ!」と書き、金庫代わりとしていました。まず給料の中から、「十分の一献げ物」を聖別します。そして、順次大切なものから区分けして封筒に収納しています。
 献金は、主の愛に対する信仰の応答、また感謝の表れです。このことは、献金は神の祝福であることを示しています。ですから献金が先ではなく、恵みが先です(歴代誌上29:14)。

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献金の動機

 「ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます」(第2コリント9:7)とあるように、第一に、献金は自発的になさるべきです。第二に、心から喜んでささげます。
 今日は恵みの時代です。神の贖いの恵みに対する感謝が献金の中心です。旧約時代には、「十分の一の献げ物」が勧められました。今日もこの精神を受け継ぎ、目標にしたいものです。初代の教会でも力に応じ、力以上にささげました(第2コリント8:2,3)。

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献げるものへの祝福

 献金に心を用いるときに、統一された人格がつくられます。聖書ではこれを豊かな生活といいます(ヨハネ10:10)。この豊かな生活の中に経験される充実感、満足感、幸福感こそ、スチュアードシップの与える最大の祝福です。
 また、経済の祝福のつながり、食欲からの解放が与えられ、金銭に対する正しい在り方が与えられます。(第2テモテ6:10)

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