礼拝の中の賛美(5)

礼拝の中の賛美(5)

細井 眞  Makoto Hosoi(十条基督教会)

2000年9月1日発行 第540号

 礼拝の中で歌っている私たちの賛美は聖歌、賛美歌などです。賛美礼拝ではどのような賛美が歌われるのでしょう。

1.直接、主を賛美し、礼拝する歌を歌います。

 近年歌われている賛美の中には、聖句をもちいて直接主を賛美し、礼拝するものや主ご自身を求め、主の臨在を求める賛美が多く見られます。これらの歌は賛美礼拝に欠くことのできない歌です。

2.できるだけ現在、私たちが使っている言葉で歌います。

 作詞または訳詞の年代が古いと言葉の意味がよく理解できなかったり、微妙なニュアンスが伝わらないものもあります。現在使われている言葉を使うほうがより日常的で分かり易く、現実的で直接人々の心に響いてくるものです。
 既に歌われている賛美で分かりにくい歌詞は現代のことばに翻訳し直す必要があります。

3.音楽も日常的で親しみゃすいものにします。

 音楽は自己表現の手段です。私たちが自分の気持ちを相手に伝える手段として言葉を使うように音楽を使うのです。最近作られた賛美礼拝の曲は、そのままでメロディ、ハーモニー、リズム、様式などが既に現代風で親しみゃすいものです。それゆえ、多くのノン・クリスチャンは教会に来て、違和感なく主を賛美し、礼拝できるのです。
 アメリカの教会を回って気がつくことは、礼拝の中で特別賛美に選ばれる多くの曲が最近の曲なのですが、その中に聖歌(賛美歌)が出てくることです。それらは非常に有名な曲で、古くから皆に親しまれているものです。そしてそれには素晴らしい編曲がされていて、最近流行の新曲かと思われるような歌に生まれ変わっているのです。古い曲を新しい曲に生まれ変わらせています。

4.現在、用いられている歌を歌います。

 近年、さまざまなところでリパイバルが起こり、霊的覚醒が起こり、賛美に目覚めた教会が起こってきています。そこで歌われている曲を訳して賛美することは大きな恵みです。不思議なことですが、霊的祝福の中で用いられてきた賛美を歌うと霊的な祝福もその賛美についてくるのです。
 わたしの教会では礼拝で新しい賛美を歌うときは必ず前もって午後の集会などで一度賛美してから用います。通常、その賛美は良い曲を選択していますのでそれなりに素晴らしい賛美がなされるのです。しかし、リバイバルで用いられてきた賛美を礼拝で賛美したとき、ものすごい油注ぎがあり、ワーシップ・リーダーが「立ち上がりましょう」と言う前に人々は立ち上がり、飛び上がり、手を挙げて主を賛美し始めてしまいました。
 油注がれている歌を歌うと油注がれるのです。

「新しい歌を主に向かって歌え。喜びの叫びとともに、巧みに弦をかき鳴らせ。」(詩篇33:3)

 多くの楽器を作り、さまざまな聖歌隊を組織し、主の御業を想い、主の恵みを受けるたびに数々の歌を創作して主を賛美していたダビデは、当時の最先端の音楽を駆使し、新しい歌で主を賛美し、礼拝していたのです。
 
 新しい歌を主に歌え!

 

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