祈りのコラム (56)

「祈りという鍵」   

 私たちの教会は、主の導きによって98年3月より兵庫県西宮市の自宅マンションにおいて開拓を始めました。私たちの教会に与えられたミッションは”私たちは求道者たちにキリストの福音を伝え、キリストの献身的な弟子とし、日本と世界の福音化に貢献する”というものです。
 

月刊アッセンブリーNEWS
1999年 5月号掲載

月刊アッセンブリーNEWS 1989-1999に連載された「祈りのコラム」からいくつかピックアップして掲載。
あなたの祈りの生活に励ましを与える小品集です。

「祈りという鍵」

 最初の礼拝は家族と近所の子供3人が参加しました。礼拝後ある子供から「五つのパンと二匹の魚やね(大人二人と子供五人のこと)」と言われ、後で気づいて神様に感謝しました。
 
 開拓して一年経って感謝することは、日曜学校の生徒25名が与えられ平均出席が13名になっていることです。また礼拝でも大人の求道者が12名与えられ、平均出席が8名になっています。
 
 マンションで開拓をしているため、十字架も教会の看板も出せず、トラクトを配布するのにも困難を覚えました。ある日、教会の近くにあるミッション系大学に伝道に来たいという熱い願いが与えられました。バスの中で「主よ、一人の人に出会わせてください。」と祈りつつその大学に向かいました。すると休憩室でクラリネットを練習している学生と出会い、音楽の話から日韓の歴史また私の仕事について延々と2時間以上会話が続きました。その後、この男子学生はキャンパス内でわたしが導くバイブルリーディングの中心メンバーとなり、教会に導かれて受洗しました。祈りは聞かれます!
 
 ある土曜日、日曜学校小学科の生徒たちが遊びに来ました。生徒が帰った後、テーブルの上を見ると小さい手作りの封筒が置いてありました。中を見ると200円と手紙が入っていました。「かいどうけんきんをささげます。れいはいどうがはやくあたえられるようにまいにちいのります。○○と○○より。」感動しました。手を置いて祝福の祈りをしました。次の日、主は素晴らしいことをしてくださいました。その献げ物の千倍の会堂献金が与えられたのです。この出来事は日曜学校の生徒や求道者の人々に大きな影響を与える結果となりました。神様は今も生きて働かれます。祈りはその神様と今ここで出会える鍵です。

《執筆者》

姜 一成

西宮アガペー伝道所
(現、西宮アガペー教会)