「わたしの望むことを
すべて成し遂げる」
大津伝道所もスタートして三年目を迎えています。これまでお祈り下さった全国の教会に兄弟姉妹に感謝をいたします。そしてお祈りにこたえて主がして下さったみわざをほめたたえます。
月刊アッセンブリーNEWS
1996年 12月号掲載
月刊アッセンブリーNEWS 1989-1999に連載された「祈りのコラム」からいくつかピックアップして掲載。
あなたの祈りの生活に励ましを与える小品集です。
「わたしの望むことをすべて成し遂げる」
私たちの伝道所はスタートする前に受洗する人も起こされ感謝のうちに二年前の7月に開所式を迎えることができました。ところが当時礼拝に出席した人たちが受洗した一人を含めて故郷に帰っていくことになりました。残されたのは私たち夫婦を含めて4人だけでした。その年のクリスマスは4人で祝いました。
翌年1995年、私たちは「真の礼拝者となる」という目標を立てて祈り始めました。「ヨハネ4章23節にあるように父なる神が真の礼拝者を求めておられる、これは神様の御心だから神さまがして下さる」と信じて祈っていきました。まず10名の礼拝ができるように祈りました。数字を上げたのは神様が祈りを聞いて下さったことを私たちが確認して感謝をささげるためです。またぜひ教会の近隣から来られる方が出てくるようにと祈りました。礼拝でも祈祷会でも祈り、関西教区でも祈っていただきました。しかし最初の二ヶ月は4人だけでした。ところが季節も春になる頃から神さまはいろいろな方を導いて下さるようになりました。いつの間にか10名の礼拝になっていました。私たちは新たに「20名の礼拝になるように」と祈り始めました。そして12月には20名の方々が集まるようになりました。一年前4人で祝ったクリスマスを思い起こすとき、「ハレルヤ、主はすばらしい」と感謝と感激でいっぱいになります。
現在私たちは伝道所の向かいのもう少し広い部屋を日曜日だけ借りて礼拝をしています。これも主が道を開いて下さったことです。主はご自分の御心である真の礼拝を求める者たちのために必要なものを備えて下さったのです。
主は必ずみわざを成し遂げて下さると信じて祈っています。
《執筆者》
野口 一郎
大津キリスト教会