祈りのコラム (4)

「コツコツがコツ!?」

「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。」


 私が今までの伝道牧会を振り返って、教えられるその一つは、たとい信徒の数が少数であり、財力が貧弱であっても、牧師と信徒が一致協力して御言を他に伝えて、一人でも救われる人をキリストに導き入れたいという熱意に燃えている時は、教会の生命が充実し発展している時だということです。

月刊アッセンブリーNEWS
1993年3月号掲載

月刊アッセンブリーNEWS 1989-1999に連載された「祈りのコラム」からいくつかピックアップして掲載。
あなたの祈りの生活に励ましを与える小品集です。

「コツコツがコツ!?」

 教会が伝道をおろそかにすると、聖霊の臨在を失い、十字架の恵みを失い、やがて祝福されない教会へと衰退してゆきます。
 「福音を伝えずばわざわいである」というやむにやまれぬ熱意が牧師だけでなく全信徒に起され、一斉に御言の証し人として立ち上ることができるように祈り続けましょう。
 次に、これは基本的な事ですが、良い証し人となる為には自分自身が御言の学びと折りによって、日々新しくキリストの愛と聖霊に満されている必要があるという事です。
 自分自身がキリストを喜んでいないのに、どうしてそのキリストを伝えることができるでしょう。自分がキリストによって強められていないのに、どうして人を励まし強められるでしょう。自分が清くないのに、どうして人を清めることができるでしょう。自分が燃えていないのはどうして人を燃すことができるでしょうか。
 日毎に御言を読み、神と交わり、聖霊に満たされ、先ず自分自身がキリストに生かされていく。こうした祈りの密室(デボーション)をコツコツと積み重ねていくことが伝道のコツではないでしょうか。
 託された福音の使命を全うする為に、福音を熱心に伝え、先ず、自分自身がキリストの御言に養われ、聖霊に満たされ、清められ、燃やされるようにと祈る今日この頃であります。

《執筆者》

大塚 学

西灘キリスト教会
牧師
(現在は大阪中央福音教会に転任)