「素直な祈りをしましょう」  

 「てんのかみさま、このおいしいごはんをかんしゃしていただきます。11がつまでに60めいがすくわれますように。おじいちゃんのびょうきをなおしてください。ひろとにいちゃんのかぞくがイエスさまをしんじますように。イエスさまのおなまえによっておいのりします。アーメン。」
  小学校一年生になる息子の食前の祈りである。一日に3回はこの祈りが捧げられる。時には、「あやのねつをさげてください。」とかその時の必要も加わる。子どもの祈りに教えられることがある。

月刊アッセンブリーNEWS
1998年10月号掲載

月刊アッセンブリーNEWS 1989-1999に連載された「祈りのコラム」からいくつかピックアップして掲載。
あなたの祈りの生活に励ましを与える小品集です。

「 素直な祈りをしましょう 」

①習慣の祈り…イエス様も「いつものようにオリーブ山に行かれ」(ルカ22:39)祈っておられた。

神の御子であられるお方でも、祈りの場所を持ち、祈る環境をもっておられた。ましてや私たちは、この祈りの習慣なしに歩む事はできない。もちろん食事時以外に祈りの時を持つことはすばらしい事だが、まずは、食事毎にアッセンブリ1999のために祈ってみてはどうだろうか?

②確信の祈り…息子が私の頭痛のために祈ると、すぐにいやされると思い、「もうなおったからあそぼう」と言ってくる。「だってイエスさまはいやしぬしなんでしょう」と言ってくる。

聖書に「祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすればそのとおりになります。」(マルコ 11:24)この御言葉は22節の「神を信じなさい。」を信じる者だけの特権である。神を天地方物を造られた創造者、全知・全能の神様、私たち一人ひとりを愛し、最善の事をされるお方と信じ、神の御心を祈って求めるなら、必ずその通りになるのである。

 子どもだからと言わずに、この素直さを学び、神の御言葉は必ず成就すると信じ、私たちも神の子どもとして素直な祈りをささげていきましょう。

《執筆者》

内村 保

那覇アッセンブリー教会

(現在は名古屋神キリスト教会に転任)