スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド⑥

アウグスティヌスの貢献として三位一体の教えがあげられる。さらに、論争を通して彼は重要な業績を残した。ドナティストとの論争だ。「迫害下で背教した聖職者によるサクラメント(洗礼や聖餐など秘跡と呼ばれるもの)は無効である。教会の根拠はそのメンバーの聖さと純粋さにある。」 彼らはこう言って自分たちこそ真の教会だと分派を作っていた。

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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第17回)

甲府を離れた私は、ウェングラー先生の御都合で、一時東京の蒲田で伝道する事になりました。当時両親が川崎に住んでおりましたので、川崎から蒲田に家さがしに歩いたのでした。昭和十年。その頃の蒲田は旧蒲田より新たな町づくりを広げつつある時代で、駅前などは畑だったと思われる所に、店作りの家がボツボツと新築しつつある頃でした。

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スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド⑤

神であり人であるキリスト
神さまはすでに聖書で真理を教えておられる。でも人が理解するのには時聞が必要だ。教理の歴史も同じで、まるで時計の振子が左右に振れるみたいだよ。

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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第16回)

 ある祈祷会の夜、それは恵まれた集会でした。聖霊はひとりひとりをとらえて下さったのです。誰も隣にいる人など全く忘れて、神のみまえに祈っているのです。それは神に相対して熱心に談じ合っているかのごとく、訴えているかのように、聖霊によって祈っているのです。いな、祈らされているのです。泣きながら祈る者、両手を上げて感謝している人、臨在の濃厚なこの部屋では、天国もかくあるかの思いが一同にあふれているのです。

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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第15回)

「イエス言い給(たも)う、人のなし得ぬ所は、神のなし得る所なり」(文語聖書 ルカ18・27) このみ言葉は、何と神の御力をはっきりと教えている事でしょう。当時甲府教会も少々集会らしく整ってきましたので、私たちは甲府市の北を囲んでいる山の中腹の村に、教会学校を始めました。

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スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド④

 前回はニカイア公会議(325年)まで話したね。このときニカイア信条が制制定され、御子キリストが父なる神と同じ本質をもつ神であることが確認された。ところがその直後からこの信条は激しい反発に遭う。


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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第14回)

甲府山の手一帯の氏神と言われたお宮の神主である彼は、キリスト教が自分の区域に会堂を建てられて布教されては、お宮のお札が売れなくなるから、キリスト教がこの土地に定着しないうちに追い出すつもりだった、といやがらせをした理由を告白したのです。

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スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド③

今回から三位一体論の話をしよう。グノーシス主義との戦いがまだ続いている頃から、ある人たちは、「イエスは神に選ばれた人間で、洗礼を受けたときに神のカを与えられてキリストになられた。」と教えた。そうすると、神さまがただ一人であることとイエスさまは完全に人間であることを主張できる。でもキリストは神さまではなくなってしまう。

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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第13回)

甲府キリスト教会としての第一歩を踏み出す際の緊張はひとしおでした。路傍での神主の妨害で集った人々はしばらく戸惑った様子でしたが、教会内では老婦人が三人すでに座についておりました。私と富永さんが更に必死になって賛美を歌うのです。タンバリンを叩きながら…。

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スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド②

創造の教理をめぐって 今回はで最初に教理史で大論争になったテーマ、「天地の創造者である神さま」についてだ。

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私の生涯の回想記(坂本キミ)
坂本キミ「私の生涯の回想記」(第12回)

甲府に落つき、近所の方々にも馴(な)れて来て、神が甲府の魂のために私をお遣しになった事を思うと勇気百倍。ロマ八章二八節に「神は神を愛する者たち、すなわち御計画に従って召された者たちと共に働いて万事を益となるようにして下さることをわたしたちは知っている」。このみことばが心に一杯に、溢(あふ)れてくる喜びと一緒に確信が胸を打つ思い。

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スッキリわかる教理の歴史ガイド
スッキリわかる教理の歴史ガイド①

先生、教理史の勉強を始めると伺いましたが、教理史なんてどうして必要なんですか? 教会教育郎の「こひつじ」を見て来週の日曜学校の準備をするので忙しいし、宣教師のブログを読んで祈るほうが実践的でいいと思うんですが…。そもそも、「教理」って何ですか?

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